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ゲーム最新情報 2011年6月15日のニュース

●JailbreakSceneで、WindowsとLinuxで利用できるPS3のメディアサーバーアブリケーションMedia Server v1.24.0がリリースされたことを伝えていました。MacOSX用アイコンの追加(MacOSX用は近日リリース予定)、FFmpegのアップデート、rarファイルサポートの改善などが変更点です。

●Engadgetで、任天堂の岩田聡社長がWii Uの役割はスマートフォンやタブレット、PCへ流れたゲームユーザーを取り戻すためと、人とゲームとの距離を縮めゲーム機との間にある壁を取り除くことだと説明したことを伝えていました。ビデオゲームに興味がない層の取り込みを狙っているようです。Wii Uコントローラーはテレビのリモコンからインスピレーションを得たようで、お茶の間にあるテレビのリモコンのような存在を目指したいようです。

●VideoGamerで、来年2012年のE3でXbox 360の後継機がアナウンスされると伝えていました。ゲーム開発会社Crytekが『TimeSplitters 4』というタイトルを次世代のXboxとPlayStation向けに開発している(PS4は調査段階らしい)との情報があり、更にCrytekはマイクロソフトのDirectX 11を利用して次世代Xbox向けに開発しているそうです。また、『Crysis 2』の開発者がマイクロソフトが12ヶ月以内にXboxの後継機の存在を公表するとしており、時期的に来年2012年のE3という線が濃厚だという話のようです。

●CVGで、任天堂の岩田聡社長がE3の後投資家に対してWii UはDVDやブルーレイの再生機能は持たせていないも説明したことを伝えていました。その理由について岩田氏はDVDやブルーレイを再生できるデバイスは既に普及しているため、わざわざ特許技術を利用してコストをかけるのは意味がないと考えているようです。確かに今更DVDやブルーレイをWiI Uで敢えて見るようなことはしないでしょう。


ゲーム最新情報 2011年6月14日のニュース

●PS3NEWSで、Jordandyckes氏がPSNからコンテンツをプロキシを利用して高速にダウンロードすることができるユーティリティーPSN Download Manager 3.92をリリースしていました。URL検出を200ms高速化、コード整理による100kBファイルサイズ削減、安定性の向上などが変更点です。

●BBCで、迷惑ハッカー集団Anonymousがソニーのサーバーへの不正侵入の疑いで(後に関与した証拠がないとして保釈)メンバー3人がスペイン警察に逮捕されたことに対する報復でスペイン警察のウェブサイトにDDoS攻撃を仕掛けたことを伝えていました。スペイン警察のスポークスマンはAnonymousとの関連については分からないとしているそうですが、Anonymous側は3人を逮捕したスペイン警察に対する報復攻撃だと明言しているようです。なお、逮捕されたのはAnonymousの主要メンバー3人とされていますが、Anonymousは個々に活動するグループだから主要メンバーというものは存在しない、と勝手なことを言っているようです。いい加減やめときゃいいのに。

●きまぐれblogで、takka氏がPSPのISO管理ツールiso_tool 1.977をリリースしていました。『真恋姫無双 魏/呉/蜀編』のメディアインストールに対応に対応(disc_change.prxでのISO入替を認識しないため、事前にDisc1/2それぞれについてインストールが必要)、外部フォントファイルに対応、EBOOTと同じ場所にfont.fntがある場合、優先的に利用するよう変更などが行われたそうです。


ゲーム最新情報 2011年6月13日のニュース

●PSGrooveで、昨日REBUG teamのCyberskunk氏が近くアップデートすると予告をしていたREBUG(ニュース最新情報 2011年6月12日のニュース参照)について最新公式ファームウェアに偽装するための3.65 Spoofer 2.0とRebugをアップデートするためのパッケージファイルRebug Update Package 0.1をリリースしたことを伝えていました。アップデートはREBUG 3.55.1が対象で、Rebug 3.41.2は後日対応するそうです。

●PS3haxで、samson氏がPS3にWindows 3.1をインストールするWinDos3.1 Beta 2をリリースしたことを伝えていました。各種改良の他にPS3の3.41に対応したことと、起動音とシャットダウン音やシャットダウン画面をオフにしたことが変更点です。

●Joystiqで、任天堂のプロデューサー紺野秀樹氏がニンテンドー3DSのタッチパネルが7年前のDSにも採用されていた抵抗式の古い技術を採用した理由についてDSのゲームをプレイできるという互換性を重視したためだと語ったことを伝えていました。

●INTERNATIONAL BUSINESS TIMESで、マイクロソフトがCPU,やGPU、メモリー、 I/Oロジックをプロセッサーに統合した45nmプロセスのデスクトップクラス向けとなるSoC(System-on-a-chip:システムの動作に必要な機能のすべてを一つの半導体チップに実装する方式)プロセッサーをXbox 360向けとして発表したことを伝えていました。次世代プロセッサーとなるAMDのFusionやIntelのSandy Bridgeのコンペティターとなり、構成品が少ないことによる省電力や製造コストの安さが特徴だそうです。CPUとGPUが別になっていてバンド幅も狭い古いシステムであるかのように動作することも可能なため、マイクロソフトはXbox 360システムとしての適合性に問題はないとしています。より小型で省電力なXbox 360がそのうち登場するかもしれません。

●GamesIndustryで、ニンテンドーオブアメリカ社長Reggie Fils-Aime氏がWii Uの発売後も併売することにしているWiiについて今年の夏から年末商戦までビジネスの柱としての役割をきちんと果たし、Wii U発売後も順調に売れ続けるだろうと考えていると語ったことを伝えていました。Wii発売直後に購入したユーザー層と現在Wiiを高遠敷しているユーザー層は全く異なり、現在ではあらゆるジャンルのタイトルが揃っているからまだ売れると考えているようです。更には3DS発売後もDSiが実際に売れ続けたことを例に挙げ、Wii Uの発売が併売するWiiの販売に悪影響を与えることはないとの自信を示しています。

●CVGで、ニンテンドーオブアメリカ社長Reggie Fils-Aime氏がWii Uについて形状の話に限って言えばほぼ最終形に近いとしてWii UのデザインはE3で公開したデザインのまま発売する可能性を示唆したことを伝えていました。タブレット端末が一般的になる前から開発を始めており、他社競合機の影響は受けていないし、大きさも小さいとした上で、本体と通信することで動作することからタブレットとは違うと主張しています。ライバルゲーム機と言えば普通はPS3やXbox 360のことになるはずですが、残念ながら競合他社のゲーム機にタブレットは存在していないので、任天堂がライバルと目しているのはWii Uより大きなタブレット機であるAppleのiPad(2)ということになります。