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それでも新型NintendoDSiは必ず売れる

それでも新型NintendoDSiは必ず売れる

 このブログでは何度かガセ情報含めリーク情報やリーク写真をもとに新型NintendoDSの情報を伝えてきました。
 まだ見ぬ機械に好奇心いっぱいで追いかけていたという事実はあります。世界的に売れているDSだからこそ、海外での情報のほうが数が多かったようです。もともと海外サイトをよく見ていた私には情報を追いかけやすかった素性もあると思います。
 なぜ単なるサラリーマンがDSごときに固執しているのでしょうか。私の感覚が一般の感覚とかけ離れていないなら、新型DSiは必ず売れます。新型DSiの全貌が明らかになるにつれ、懐疑的な見方が変わりました。

噂の真相
 任天堂が新型DSを発表するという噂は、10月2日に任天堂カンファレンス2008秋が行われることもあり、かなり期待を持って発表が待たれていたようです。ゲーマガblogではリアルタイムでweb文字実況を試みてました。ブログ自体が重くなった、と担当者が書いているようにかなりの数のアクセスが集中していたようです。
 私はゲーム業界とは無関係なので今回の件は全く事情を知りません。これから書く内容はあくまで推測です。ただ、一般的なプレスリリースは受け取る側にいます。
 プレスリリースには日時と場所、内容などが記載されています。会場の都合で事前に取材受付を必要とする場合もありますので多くの場合直前ではなく余裕を持ってプレスリリースをマスコミに流します。今回の新型DSの件では、日経が発信源で年内に新型DS発売のニュースが流れました。すべての情報源が日経発表でしたのでおそらくプレスリリースには新型DSの発表は記載されていなかったと考えられます。PSPの新型発売が控えているのでゲーム業界関係者でなくともDSの近々のモデルチェンジは想像するに難くないですが、社会性のある話でもないのであまり力を入れて取材するメディアが多くなかったのでしょう。日経だけが情報を「抜いた」(業界ではこう言います)ことになりました。関係者からの情報でしょう。おそらく。

発表直後のネット上で
 日経が抜いたことで、一般にも情報が知れ渡りました。そこに任天堂カンファレンスですから嫌が応にもその日に発表があるのではないかと期待してしまいます。ゲーマガblogもそこを狙ったのでしょう。
 通常は会場にいる記者が内容を聞いて記事を書いたとしても本社にいる上の立場の人が必ず内容をチェックします。マスコミとしては誤字脱字は当然のことながら内容に関しては万が一の誤報も許されませんから何重もの確認を経てから世に出ます。ある意味誤報も情報のうち、と捉えられるblogだからこそ出来たリアルタイム中継だと思います。
 実際そのblogには誤報もありました。
 中継最中には「2画面タッチパネルを生かして」という記載がありましたが、事前噂情報に上下2画面タッチパネル化というのがあったため、最初にゲーマガblogで情報を得た人は完全に勘違いしたと思います。途中で「2画面とタッチパネルを生かして」という表現に改められています。どうせ訂正するなら「生かして」を生かしておかずに「活かして」欲しいところです。

2chスレは期待の高さの裏返し
 2chには早々とスレが立ち、期待の高さを物語っています。おおよその論調は「期待外れ」でした。
値段が高い
画面が小さい
GBA切り捨て
今時30万画素のカメラは不要、携帯で十分
AACしか聞けない音楽プレーヤー ipodはおろか、携帯にも負けている
電池の持ちが悪くなった
などなど。
 このご時世に値上げに踏み切ったのは失敗だと思います。自民党ですら選挙を意識して負担増に繋がる部分は見直しを計っているのに、です。一般論としては大して機能が大幅アップしていないのでモデルチェンジを隠れ蓑にした便乗値上げと見られても仕方がないでしょう。そのための言い訳がDSliteの当面の併売だとしたら、十分開発費をペイできたDSliteは値下げすべきです。
 GBAスロット廃止は拡張スロットの廃止を意味するため疑問ですが、現状のGBAスロットを使用するオプション自体の数が少ないので理解は出来ます。ただ、小型拡張コネクターに切り替えて変換アダプターを用意する手もあったのでは、と思います。
 2chの様子を見ていると、まるで新型DSiは失敗策で任天堂の失速決定、SONYのPSP復活確定のように感じます。が果たして本当にそうでしょうか。

任天堂はターゲットを我々に向けている?
 今2chで意見している層は、DSをゲーム機として捉え、携帯電話をツールとして使いこなしている層です。その証拠に今のDSのゲームは面白くないとか携帯とのスペック比較が多く、それに呼応する意見が大多数です。確かにいわゆるゲーマー層には受けが悪そうなゲームが多く発売されています。でも、例えばサラリーマンの皆さんは本当にそう思っていますか?

 通勤途中にTOEICの勉強したりワインの雑学を学んだり株のイロハを覚えたり、と魅力的なソフトが多いような気がしませんか?
 携帯電話に足らないのは無線LANの機能だと思いませんか?
 携帯電話に手書き認識があったら便利だとは思いませんか?
 メモリーカードがない携帯なんて買う気が起こらないほどメモリーカードは便利なものだと思っていませんか?
 通勤鞄に入れておくには携帯のように折り畳みが一番いいとは思いませんか?
 写真取るときメール添付用など保存用途ではないなら500万画素は不要で画面サイズ満たしていればいいとは思いませんか?

 サラリーマンを想定して書きましたが、お母さん世代の方もバックにしまいやすいとか同調出来る部分があると思います。
 任天堂の岩田社長は「DSは最速ペースで本体が普及して、もう飽和状態だともいわれているが、まだまだ普及する余地はある」と話しました。子供たちがゲームをやるためにゲーム機本体を買うような市場はもうないでしょう。子供たちの市場の買い替え需要とは結局は我々親が買い替えに資金を投入するかどうかですので、もうパイは残っていないでしょう。残るは今だに購入していない層です。つまり子供は持っているけれどお父さんお母さんは持っていない層です。もともとDSが爆発的に売れるきっかけとなった「若年層以外の層」です。
私の周りにもまだ持っていない人たちがたくさんいます。具体的には私のようなサラリーマン層含む、子供たちの親世代です。
 いい物には金を払います。
 無線LAN搭載してくれればいろいろ出来ると想像します。
 電話は電話でDSとは棲み分けするでしょ、と思っています。
 ゲームは手軽にできれば十分、GBAは子供向けなので不要です。
 もう十分市場にはソフトがそろっているのできっかけがあれば買っちゃいます。
 PSPはいかにもゲーム機という気がして外に持ち出せません。
 DSにPDA機能ついたら毎日持ち歩きたい。本体メモリ内蔵なら出来るでしょ。

値上がりしたという事実だけが不安材料ですが、ターゲットを完全に「今まだDS持っていない(ゲームをあまりやらない)層」に絞って開発した、我々大人のツボにハマる可能性を秘めているのが新型NintendoDSiだと思います。
本体にブラウザ内蔵させて、出先でネットに繋いでメールチェックやブログ更新。なんて魅力的なんでしょう。お気に入りのゲームカードリッジ入れっぱなしで出来ますよ。PSPの○X□△LRでネット繋ぐのはしんどいですよ。携帯の数字キーも慣れましたが大変ですよ。キーボードないなら手書きしたいですよね。

見方を変えると新型DSiは非常に魅力的な情報端末であると分かります。だから断言します。
それでも新型NintendoDSiは必ず売れる、と。

あとがき
 新型DSの色はWhiteとBlackだけでした。これを聞いて、ターゲットは大人だな、と感じました。
 もちろん営業戦略上の手探りのため、過剰投資を避ける意味もあるとは思います。新型PSP-3000も同様です。
 ただ、売れるとはいってもかつてのDSlite発売後のような爆発的な伸びはさすがいないでしょう。市場はニッチなところしか残っていません。それでも現状よりはコンスタントに売れていくと思います。
 今後は大人が楽しめるゲーム含めたコンテンツの開発に注力してほしいと思います。PDA機能やOPERAブラウザのflash対応など、やることは残っています。いくら何でもそれをしないとPSPに販売台数で負けるのは目に見えています。あちらは市場が残っていますから。
 任天堂さん、期待していますよ。

新型NintendoDSi予約始まってます。品切れだったらごめんなさい