DS Hack一覧

M3/R4の兄弟関係再び〜M3チームの正統派後継 R4 SDHC/R4i/R4i RTS

M3とR4がOEM関係だった話は有名ですが、R4に人気が集中し偽物やクローンまで出回ったことは1年ちょっと前の話ですが遠い昔のような気がします。GBAtempでM3/R4チームが再び兄弟の契りを交わした(!?) R4 SDHC、R4i、R4i RTSの3つのマジコンを発表した事を伝えていました。【情報源:GBAtemp


R4i RTS announced
Developed and carried by the M3 Team
R4i RTS発表
M3チームが開発、販売を担当

r4rts

The cat’s out of the bag now! The M3 Team have today announced that they are developing and will now be supporting a new range of R4i carts. This is an official take-over, and is not just a case of slapping the famous R4 branding on the new packages. Wondered why they delayed the M3 Zero? Now you know…
さあ、秘密を漏らしちゃいましょう。M3チームは本日、新R4iシリーズを開発し販売する事を明らかにしました。このR4は正当な後継品で有名なR4ブランドの新パッケージで登場です。なぜM3 Zeroの販売が遅れているのか、その秘密はこれです。

The new M3/R4 (does that make it X5!?) team will actually launch three new slot-1 carts.
今回の新しいM3/R4(そしてX5!?)チームは3種類のマジコンを発表しました。

– The R4 SDHC (which supports the DSL only)
R4 SDHC(DSLite対応)
– The R4i (which supports the DSi and SDHC)
R4i(DSi&SDHC対応)
– The R4i RTS (which supports the DSi, SDHC and also incorporates real-time-save)
R4i RTS(DSi&SDHC対応 リアルタイムセーブ機能付き)

Which all seems a bit overkill to us, and we’d actually rather see a single unified product, but hey what do we know?
ちょっと種類が多くてやり過ぎ感がありますね。どうせなら単一商品にして欲しかったところです。でもよく考えたらそれってアレのこと?

Those of you that would rather get your hands on the M3 Zero will have to be patient, but we have good news for you; the M3 Zero is due to hit retail in the first weekend of July.
そう、そのアレはM3 Zero。それが欲しいという方はもう少しの辛抱です。ついでにグッドニュースを教えましょう;M3 Zeroは7月の1週目には販売されますよ。


かつてはM3simplyとR4の初期型は基板としては全く同一のもので回路の一部がショートかオープンかでR4になったりM3Simplyになったりしていました。(言語設定も兼ねていましたね)
M3 REALも初期型はチップ抵抗の有無で英語版/日本語版/中国語版が決まっていました。安い中国版を購入してチップ抵抗外した方も多いのではないでしょうか。

R4 SDHC/R4i/R4i RTS/M3 Zeroの価格設定がどうなっているのかの情報がまだありませんが、昔のように回路のショート/オープンやチップ抵抗有無だけでR4 SDHC/R4i/R4i RTS/M3 Zeroが自在に変えられたらおそらく一番安価であろうR4 SDHCで色々楽しめそうです。さすがにM3チームはそういった安易な作りで何度も懲りてますから対策考えてきているでしょうね。

でもまたこのパッケージのR4クローン(というか、偽物)増えますよ。絶対。



iPlayerのパッケージ写真公開 これはマジコンと呼んでいいのか?日本での発売は?

マジカル上海の実店舗が大人の事情で閉店するなどここにきてまたキナ臭くなってきたマジコン業界ですが、ROMの起動はできないがNintendo DSiで直接AVI/WMV/RMVBといった動画ファイルは再生できるiPlayerの詳細写真がMAXCONSOLEで公開されていました。【情報源:MAXCONSOLE


Final pictures of iPlayer DS revealed
iPlayer DSの発売直前の写真公開

We’ve received pictures of what the final version of the iPlayer for DS looks like. This flash cart supports homebrew, but its main highlight is being able to play video files without any conversion including AVI’s.
iPlayer DSのファイナルバージョンの写真を入手しました。このマジコンはHomebrew起動のサポートはしていますが一番の売りはAVIなどのビデオファイルを変換せずそのまま再生可能であることです。

iplayer2

iplayer1


このマジコンは果たして『マジコン』と呼んでもいいものかどうか迷うところですが、パッケージの写真を見る限りは既存のマジコンとなんら変わりません。
機能的にはM3DS REALのファームだけROM起動しないようなものに変更したM3さくらと同様のコンセプトです。
Acekard2系がベースというiplayerに市販ROMのバックアップ起動機能が存在するかどうかがポイントになるでしょう。果たしてM3さくら同様”Xファーム”は存在するのでしょうか。

現在任天堂は世界中でマジコンを排除すべく法的手段に打って出ています。マジコン発祥の地であるコピー大国中国にも何らかの形で影響は及んでいるはずです。

マジコンメーカーはここ数年でかなりの富を得ているでしょう。マジコン販売はかなり割りのいい商売なのです。R4系の名を持つクローンが氾濫しているのはその証拠でしょう。独自の商品名をあえて付けず、売れた実績のあるR4の名前に頼り、サポート窓口もフリーメールでお茶を濁し、在庫が掃けたら追加製造することなくドロンです。そんなことが輪廻転生よろしく永遠と繰り返されているが現状です。

Homebrew起動にはなくてはならないマジコンですので無くなると困るのですが、違法コピー問題を解決して健全なゲーム業界を取り戻すには現状マジコンを法的措置で撲滅するのが一番確実です。その考え方については支持せざるを得ません。
ユーザーサイドとしてはその解決策のひとつがiPlayer DSのようなコンセプトのマジコンでしょう。ですからiPlayerの方向性は支持します。

ところが前述したように商業主義重視の姿勢でiPlayer DSを開発し、『メーカーが関知しないところで勝手に”Xファーム”が出てますが我々にはなんともできません。iPlayer DS自体は合法商品です。』という流れを想定しているとなると問題です。Acekardベースであることが懸念材料なのです。
日本では恐らく販売店側が警戒して大っぴらには販売しないでしょう。
大手を振って安心してiPlayer DSを購入するには任天堂の正式ライセンスを受けてもらうしかありません。しかしそんな流れには今更なるはずありません。

ビデオマルチフォーマット再生に対応したiPlayer DSは非常に高性能なようですので楽しみな存在であると同時に、今後のマジコンの運命を決める重要な分岐点になりそうです。



MoonShell version 2.02 stable リリース

Moonlight氏のサイトで、MoonShell version 2.02 stableがリリースされていました。【情報源:Moonlight氏のサイト

更新履歴の掲載がありませんでした。ファイルをダウンロードしてみましたがその中にも存在せず。
いずれにせよ最新版が最良でしょうから最新のMoonshellを使いたい方はMoonlight氏のサイトへどうぞ。