GenkiがCESで展示したSwitch 2のモックアップはリーク情報を元に開発したものだった可能性が出てきました。
GameSparkが、GenkiがCESで展示したSwitch 2のモックアップはリーク情報を元に開発したもののようだと伝えていました。
アクセサリーメーカーのGenkiはSwitch 2の実機を秘密裏に所有しており、Switch 2の「正確な寸法を把握している」としてアメリカラスベガスにて開催されているIT家電見本市CES 2025でSwitch 2のレプリカ(モックアップ)を展示していました。
実機を持っている割には2画面にするためのCボタン(Connect(接続)のC)の機能の動作が分からないと言ったりと、ちょっと怪しいところは見受けられましたが、複数のメディアに対してさも社有する実機をベースにアクセサリーを開発したかのような発言を繰り返していました。
GameSparkにも同様の話をしたのかと思いきや、どうも話が違うという内容のことを現地の担当者に言われたようです。
その話の内容が
「リーク情報を基に企画・制作したものであり、正式な製品サイズは未定」
「実物はまだ目にしていない」
「Switch 1のアクセサリーがSwitch 2にも対応するかはわからない」
おい!
さも自慢げに語る担当者とそうでもない担当者がいたのでしょうか。
不通に考えれば、実機を所有しているなら「所有している」と誰に聞いても答えるはずです。答えなかった中の人が存在する時点で、吹いてた輩がいた可能性が否定できなくなりました。
GameSparkが聞いた担当者が事実を話したのだとすると、Genkiは9月時点では既にで回っていたSwitch 2のCADデータを入手してモックアップを製作しアクセサリーを開発した可能性があります。そもそもCADデータはプロトタイプのデータである可能性があり、最終製品の実機とは同一とは限りません。ただ、事実上ほぼ一緒だとは思います。
CADデータ流出時のSwitch 2の型式はHGUとなっていましたが、最新の情報ではBEEで始まる番号と言われています。(新型だったらBAで始まってもおかしくない気もしますが)
ライセンスを受けるメーカーは任天堂から実機提供を受けますが、非ライセンス製品をつくるメーカーは「リーク情報を元に作る」のは業界的にはよくあることらしいです。
Genkiは2024年11月にSwitch 2のアクセサリー開発を開始しました。Genkiは少数精鋭で小回りがきく体制のため、短期間で製品化を実現しました。仮にプロトタイプと製品版が異なっても修正して販売する前提なのでしょう。リーク情報を元に開発することが業界的あるあるなら、自信満々で吹く輩がいてもおかしくありません。
なお、間違いないSwitch 2の情報は任天堂自身が発表した後方互換(現行Switch向けソフトウェアに対応)ありとSwitch後継機発表を2024年度中に行うという2点だけです。