GitHubで、soarqin氏がh-encore exploitを自動的にインストールすることができるWindows/macOS向けユーティリティFinal h-encoreをリリースしていました。
auto h-encore同様、面倒な手順を簡略化できるツールです。Macにも対応したバージョンがあることが特徴です。
現在の最新バージョンは
Final h-encore v1.4
です。ビルドされて配布されているのはWindows版とmacOS版ですが、Linuxもビルドすれば使用できます。
オープンソースコンテンツ管理アシスタントQcma / Vitaのpkgファイルを復号化してzipファイルにまとめることができるpkg2zip / バックアップイメージファイルを復号、展開、再パック化することができるpsvimgtoolsといった必要なツールがビルトインされ、Final h-encoreを起動して指示に従えばh-encoreをインストールできるオールインワンアプリケーションになっています。
これにはh-encoreを開発したTheFloW氏も一押しコメントしています。
A fully fledged installer, not a cheap one that simply downloads and executes the binarys.
— TheFloW (@theflow0) July 25, 2018
完全に本格的なインストーラーで、単にダウンロードしてバイナリーを実行するだけのチープなものとは違いますね。
最新版のFinal h-encoreは日本語にも対応しています。Hack-Usagi氏による翻訳ですが、ソースを見るとUnpackingを「複合」と訳してます。正しくは「復号」です。というか、Unpackが展開でDecompressが解凍な方がしっくりくる気が…
先ほどリリースされたFinalHEのVer1.5でご指摘頂いた日本語翻訳のミスが修正されました(修正しました)。
まもすけさん ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m