20.0.x対応 Atmosphère 1.9.0 pre-release(1d3f3c6e5)

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.9.0 prerelease(1d3f3c6e5)をリリースしていました。

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Nintendo Switch システムバージョン 20.0.0

20.0.1に対応したAtmosphereです。既に配布されていたテスト版がオールインワンカスタムファームウェアパッケージツールのNeXTやAtmoPack-Vanillaなどで配布されていましたが、テストを終えた正式リリースとなります。

変更履歴を見ると文章量は多いですが、基本的に書いてあることは20.0.0(20.0.1)をサポートしましたよという内容です。

大きな変更内容としては、任天堂側のシステム変更に伴いカスタムシステムモジュールで使えるメモリ量が10MB程少なくなったことが挙げられています。ゲームMODのように多くのファイルを置き換えるようなゲーム(『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のMODは「多分動かない」ようです)が動作しなくなります。

またGitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate v6.3.0 & Nyx v1.7.0をリリースしていました。hekateも20.0.0(20.0.1)サポート版です。

今回のAtmosphereはプレリリース版です。不具合があった場合差し替えされますが、その場合ハッシュ(今回の場合は1d3f3c6e5)が変わりますのでそれで判断できます。

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