TheVergeで、FCCに登録された情報からNintendo Switch 2はWi-Fi 6とNFCに対応し、上下のUSB-Cポート両方で充電が可能になっていることを伝えていました。
FCCとは、Federal Communication Commissionの略で、アメリカ合衆国の通信・電波の規制を行う行政機関で米国連邦通信委員会のことを示します。無線機器・電子機器はFCCの認証を受ける必要があり、Nintendo Switch 2も電波を使うことからFCC認証を受けています。
登録内容が公開されるとそのデバイスの仕様が分かります。今回はNintendo Switch 2のFCCに認証された内容から以下の仕様が明らかになりました。
・Nintendo Switch 2の型式はBEE-001。右Joy-ConはBEE-014で左Joy-ConはBEE-012。Switch 2ファミリーはBEEで始まる型式になる
・NFCサポート。右Joy-ConにNFCリーダー
Switch 1の型式はHACですので、ゲームカードはSwitch 1と共通ということになります。Switch 2のゲームをSwitch 1で起動できないと思いますので挿入するとエラーでも出すのでしょうか。
Nintendo Switch 2は筐体の上下にUSB-Cポートがありますが、FCCへの登録から両方のUSB-Cポートから充電できることも明らかになりました。
上記の注釈に「2つの充電式USBポート(上側と下側)を備えている」と記載されているのが分かります。
Nintendo Switch 2は当然Wi-Fiに対応していますが、Switch 1のWi-Fi 5 (802.11ac)に対してSwitch 2は80MHzバンド帯域のWi-Fi 6 (802.11ax)に対応していることも明らかになりました。ただし6GHz帯を使うWi-Fi 6Eや最新規格のWi-Wi 7には対応していないようです。
Switch 2のドックは60Wの充電に対応する充電器と言われています。
初代Switchには、最大15Vの2.6Aで充電するアダプターが同梱されていましたが、今回FCCに提出された書類にはSwitch 2の定格電圧は最大15Vと変わらないものの最大20VのACアダプターについても言及されています。 USB-C PD対応の可能性が高そうですが、以前流出したドックの写真に記載されていた定格は、入力20V 3A、出力15V 2.8Aでしたので、おそらく60Wの充電器になります。
ドック運用だとクロック速度が上がりパワフルになるはずですが、FCCへの登録内容にはそれを裏付ける情報はありません。
任天堂はNintendo Switch 2の詳細を4月2日(水) 22時のNintendo Directで発表することを公表しています。来月早々には細かい仕様が見えてくるのではないでしょうか。