GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphere 1.7.0 prerelease(35d93a7c4)をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 1.7.0 is now in pre-release: https://t.co/hZm4J0lnex
Support was added for 18.0.0 — If you encounter any problems, please don't hesitate to report them.
I hope you all enjoy! :)
— Michael (@SciresM) March 29, 2024
Nintendo Switch システムバージョン 18.0.0に対応したAtmosphereです。
カスタムファームウェアとして基本的には機能するものの、全てのモジュールに最新の変更を反映できたわけではないため今後アップデートすることを前提に、更に不具合があれば都度修正するプレリリース版となっています。修正された場合はビルドし直して差し替えされますが、ハッシュ(35d93a7c4)が代わるので判別できます。問題がなければこのまま正式版となります。
SciresM氏は今回日本に旅行に来ていたタイミングで18.0.0がリリースされたため対応が遅れました。来週はまた結婚式に出るため旅行に出かける予定があるため、その前にはなんとか18.0.0でAtmosphereが起動できるようにしたかったそうです。中途半端だけどとりあえずなんとかしましたという形でしょうか。