12.0.3対応 Atmosphère 0.19.4

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.19.4をリリースしていました。

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昨日リリースされたNintendo Switchのシステムバージョン12.0.3に対応したAtmosphereのアップデートです。12.0.3リリース時に半日経ったらやる気出す的発言をしていたSciresM氏は、ホントに半日でやる気になりました。

そもそも12.0.3はAtmosphere 0.19.3のままで動いたようですが…

12.0.3をサポートしました。より快適に楽しめるよう、システムの安定性や利便性が向上していたみたいです。

なお、今回で50回目のリリースになります。マジか。

12.0.3サポートがメインで、その他はヒープ領域破損の不具合修正や特定の条件下でスリープできない不具合の修正といった細かい改良が入りました。特に機能追加はありません。ベースの12.0.3も特にユーザーが喜ぶ改良は一切ないので同じですね。

Nintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチでは、先にお伝えしていたTHZoria氏の署名パッチSigpatch 0.19.3 FW 12.0.3に加え、TeJayH 氏がpatches(sigpatch) 12.0.3-0.19.4をリリースしていました。

CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate v5.5.7 & Nyx v1.0.4をリリース済みですので、12.0.3へSwitchをアップデートしても問題ない環境が整いました。

[追記]
eXhumer氏もAtmosphere 0.19.4向けのSigpatches for AMS 0.19.4 / FW 12.0.3をリリースしていました。

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