GitHubで、brad-lin氏がPS1(現時点ではSCPH-9002モデルのみ)のBIOSに存在する脆弱性を利用してメモリーカードから任意のコードをロードすることができるexploit FreePSXBootをリリースしていました。
PS1ハックはS1向けタイトル『Tony Hawk’s Pro Skater 』シリーズや『Brunswick Circuit Pro Bowling』シリーズなどのセーブデータexploitを利用してPS1のバックアップディスク起動を可能にするソフトウェアバックアップローダーtonyhaxが公開(日本版PS1には対応できておらず)されたばかりですが、FreePSXBootはtonyhaxとは異なり
・ゲームを使用しないのでゲーム自体を購入する必要がない
・バックアップディスク起動に限定しないバックアップローダーが提供される
と言うところが異なります。メモリーカードを使うところは同じです。
メモリーカードのイメージファイルが配布されているので、Arduinoというマイコンボードなどを使ってメモリーカードにイメージファイルを書き込む形となるようです。