新型Nintendo Switchは4K対応か

Bloombergで、任天堂がNintendo Switchのゲーム開発者に対して4Kへの対応を依頼していると伝えていました。

Nintendo Switch

今回Bloombergは日本語版英語版で同じ内容の記事を公開していますが、今回お伝えするのは英語版にしか記述がなかった内容です。

記事を書いた望月 崇氏はかつて所属したThe Wall Street Journal時代からそうでしたが日本語版記事は英語版の記事の縮小版のような形で書くことが多く、4K対応の話は日本語版では割愛されています(代わりにファミ通グループの林克彦代表のインタビュー内容が加筆されてはいます。)

Bloombergのメインは複数の関係者の話としてSwitchの組み立て業者に対してSwitchの生産台数引き上げを再度要請しており、2021年3月期の目標を2500万台から最大3000万台に設定したという内容です。Switchの需要がいまだに一段落しておらず生産が追いついていない状況のようです。

そんな中、最後にしれっと英語版だけに書かれていた内容が、「任天堂内部ではない他社のゲーム開発者が匿名を条件に本来は非公開の話を語ってくれた」として「任天堂がゲームを4K対応にするよう依頼をしてきた」というものです。

台湾のEconomic Daily NewsとBloombergが2021年に任天堂が新型Nintendo Switchを発売すると報じていますが、Switchの現行モデルでは4Kには対応していないことから、その新型で4K対応をする可能性があることを示唆していると伝えています。

Switchのディスプレイの大きさを変えずに4Kに対応しても、事実上見た目の画質は大して変わらないのに製造コストだけ増加するので、もし新型で4KサポートするならばTVモードでの4K対応になるでしょう。

PlayStation 5やXbox Seires X(Seires Sもアップスケーリングで4K対応を発表済み)といったライバル機の存在で4K対応が主流となった場合にSwitchも備える必要があると任天堂が判断しているのかもしれません。

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