『あつまれ どうぶつの森』Switchエミュレータyuzuでも動作

ツイッターで、Switchエミュレータyuzu開発チームがyuzuで『あつまれ どうぶつの森』がプレイできるようになったことを公表していました。

AC_2

最近エミュレータで『あつまれ どうぶつの森』の起動が話題ですが、『あつまれ どうぶつの森』自体がエミュレータでは起動できないような対策が施されているにもかかわらず突破できたから話題になっている、というわけではありません。単に『あつまれ どうぶつの森』が最新タイトルであり、かつ世界的に人気を博しているので話題性に富んでいるからこそ名前が出てくるだけでしょう。

『あつまれ どうぶつの森』についてはSwitchエミュレータRyujinxでも動作できることが分かっています。Ryujinxの方がyuzuよりも後発のため後発エミュレータにyuzuが抜かれた形のように見えますが、実はyuzuは2018年1月にプロジェクトが公表され、その1ヶ月後の2018年2月にRyujinxが公表されていますので、先発後発というほど実は大して差はありません。

Ryujinxではどうぶつの森の起動に焦点を当てたビルドを配布していますが、yuzuの場合は少しアプローチが異なり、yuzu Early Accessビルドで起動できる方法を別途用意してユーザーに実践してもらうような形になっています。

したがって、yuzuでのどうぶつの森起動には条件と手順があります。

どうぶつの森のベースのバージョンだけ(ダンプしたデータそのまま)では起動せず、必ずv1.1.0からv1.1.4までのいずれかのアップデートを適用することと、yuzuのmodフォルダにmodとして起動時のクラッシュを回避するパッチを入れておく必要があります。

AC_Patch_Mod

今回はogniK5377氏がパッチをすればクラッシュを回避できることを発見したことで『あつまれ どうぶつの森』が起動できるようになりましたが、yuzu開発チームではあくまでも暫定的な措置として考えており、今後より良い解決策を探っていくそうです。

どうぶつの森以外のタイトルへのyuzuの対応状況についてですが、yuzuの個々のゲーム互換性リストはGame Compatibility Listで公開されています。どちらかというとまだまだプレイ不可ないしは起動不可が多い印象はあります。

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