Notebookcheckで、次期XboxであるXbox Series Xの廉価版Xbox Series Sの価格は300ドルになるとの情報を伝えていました。
次期Xbox(コードネームProject Scarlett)にはコードネームAnaconda(アナコンダ)と安価な普及モデルLockhart(ロックハート)があると言われています。その次期XboxのスペックについてはXbox One Series Xは12 TFLOPS(テラフロップス)であることが公式発表されています。
12 TFLOPSなのは高性能版であるAnaconda(アナコンダ)の方で、Lockhart(ロックハート)については公式には何も発表されていません。
今回の情報は中国のMyDriversというサイトが「海外の情報筋の話」として伝えていた情報です。
その内容は
・マイクロソフトはXbox Series Xに加え、社内でLockhartと呼ばれているXbox Series Sを準備している
・LockhartはCPU:Zen + GPU:Naviアーキテクチャ
・GPUのパフォーマンスは4 TFLOPS
・COUは4 GHz AMD Ryzen APU
・16GB RAM (GPUに12GB、OSに4GB)
・4 TFLOPSという数字はXbox One Xの6 TFLOPSよりも低いが、高効率・高性能ゲーム体験を実現するように設計されたRDNAアーキテクチャの採用で実際のパフォーマンスはXbox One Xを上回る
・Lockhartは光学ドライブレスでエントリー価格は300ドル(31,200円)
というものです。
Xbox Series Xの価格やスペックの考察で書きましたが、次期Xboxはブランド名が「Xbox 」であり、複数の「シリーズ」が存在します。
現行モデルでは高性能版のXbox One Xと廉価版Xbox One Sがラインナップされていますが、その”X”と”S”がそのまま次期Xboxにも採用され、高性能版のXbox Series X(Anaconda)とドライブレス廉価版のXbox Series S(Lockhart)がラインナップされることになります。
4 TFLOPSでもRDNAアーキテクチャで性能は向上しているとされていますが、4 TFLOPSというのは現行モデルであるPS4 Pro並(4.2 TFLOPS)ですので、最新アーキテクチャである分少なくともPS4 Proよりも性能は上と言えるでしょう。
メモリ容量については規格が同じかどうか明確には分かりませんが、Xbox Series XもXbox Series Sも16GBということになります。大まかにはグラフィック性能とディスクへ対応が異なる2つのモデルが存在するということになるでしょう。
300ドルという価格は新世代ゲーム機としては安価な印象を受けます。現行のXbox One Sと価格が近いため、可能性の一つとしてですが、次期Xboxは現行モデルと価格が同程度かもしれません。
現行モデルは日本円で
Xbox One X: 49,980円
Xbox One S: 32,978円
ですから、それをそのまま次期Xboxに当てはめると
Xbox Series X: 49,980円
Xbox Series S: 32,978円(およそ300ドル)
ということになります。
あくまでも噂レベルですので信憑性には疑問符が付きますが、新型Xboxが3万円から5万円というのはインパクトがあります。価格発表をマイクロソフトの動向を見ながら決定するつもりのソニーPS5の価格設定にも当然多大な影響を与えます。