True Blueクローンドングルと正規品の見分け方をTrue Blueチームが公開 ただし殻割必須

PS3Crunchで、True Blueチームが外観がTrue Blueそっくりなクローン製品と正規True Blueドングルとの基板比較写真を公開し、クローン製品に対する注意を呼びかけていることを伝えていました。

最近登場したTrue Blueクローン製品は見た目はTrue Blueそっくりですが、中身の基板は別物になっているとのことで、True Blueチームはユーザーがクローン製品と正規True Blueドングルとの区別ができるよう基板比較写真を公開しています。

    ・True Blueで使われているActelのA3P250チップの大きさと比較すると小さなA3P125チップがクローンには使われている。
    ・True Blueで採用しているActel製統合チップではなくクローンでは安価なチップが使われ、MCUやクリスタルも安価なものが使われている。
    ・クローンにはオリジナルには必要性がないため装備していないタクトスイッチが存在するが、分解してケースから基板を取り出さないと押せない位置にある。
    ・クローン製品のActelロジックはオリジナルを見て推定で模倣しただけなので、将来のアップデートで動作しなくなる可能性がある。
    ・基板回路が非常に混雑しているため、見た目からして大きく異なるのが分かる。

実際にオリジナルTrue Blueとクローンの基板比較写真は以下のようになっています。

true-blue_clone-front

true-blue-clone-back

True Blueチームは数週間以内にクローンと正規品の区別ができるようになるソフトウエアアップデートを公開するとしています。クローン製品だとアップデート時に警告が出る、ないしはアップデートできないようにするのだと思われます。

見た目で区別できない以上、正規品とクローンとを見分けるには現状ドングルの殻割をして分解するしかありません。つまり、ソフトウエア的に見分けできるようになっても購入してからしか判別できないということです。

正規販売店での購入が勧められていますが、代理店入荷前の流通段階で紛れ込む可能性もゼロではありません。

クローン製品が次々と出てくる環境というのは裏を返すと”オープンソースTrue Blue”も可能な環境という意味ですので、True Blueなど買わずに待っている方が吉です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする