ソニーコンビュータエンタテイメントジャバンからメールが届きました。タイトルからしてかなり穏やかではないことは想像できましたが、該当するのはVHBLのことしかありません。PS VitaあるいはPSPでHomebrewを起動したいと願うユーザーコミュニティへの報復ですか？
2012年4月1日ソニーコンビュータエンタテイメントジャバン
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【重要なお知らせ】
PSP® (PlayStation®Portable)およびPlayStation®Vitaにおける
PlayStation®Storeでのコンテンツ販売営業妨害の警告について
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━当社で販売している下記のタイトルについて、セキュリティ上の問題が発見されたため現在PlayStation®Storeでの販売を見合わせております。
- MotorStorm Raging Ice((株)ソニーコンビュータエンタテイメント)
- みんなのテニス ポータブル((株)ソニーコンビュータエンタテイメント)
当社では弁護士等の外部専門家を招いて調査委員会を設立し、セキュリティ上の問題の調査を実施しておりますが、お客様の運営するウェブサイトがセキュリティ上の問題を用いた不正利用の幇助を行っている可能性があるとの報告が調査委員会から提出されました。
お客様の不正利用の幇助の可能性につきましては現在調査中でございますが、該当事項がございます場合速やかに情報の削除をお願いいたします。
PlayStation®Storeでの販売を見合わせているタイトルにつきましては、販売停止期間の損害賠償額を調査委員会で算出しておりますが、本状に置ける要請措置を速やかに実施されない場合には当社に対する営業妨害であるとみなし損害賠償請求等の法的措置を含む対応を検討させていただきます。
Homebrewというのは有志が作成した自作アプリケーションです。ゲームやユーティリティなどのアプリケーションが数多くあり、PSPはゲーム機の中でもHomebrewコミュニティが活発で今でも数多くのHomebrewが開発されています。
Homebrewは基本的には無償で配布されています。開発者のボランティアで成り立っていると言って良いでしょう。みんな好きだからやっているのです。
メーカーが不正だと言って問題にするのは商品として販売しているゲームの違法コピー(海賊版)であって、ボランティアが無償で開発して無償で配布するHomebrewではないのは明らかです。Homebrew起動のためのローダーVHBLもGoogle Codeでのオープンソースプロジェクトです。VHBLでは違法コピー(海賊版)は動作しません。Homebrewコミュニティは開発者、ユーザーとも誰も儲けていない、誰も損していないWIN-WINの関係が成り立っている貴重なコミュニティです。そのための情報をやはり私は消去しなければならないのでしょうか。唯一ハード、ソフトを販売する企業さんだけが儲けているのですよ。販売を見合わせたのはソニーコンビュータエンタテイメントさん独自の判断ではないのですか？XperiaやVAIOで自作アプリを起動しても同じ対応をするのですか？
俺はHomebrewが動くかもしれないのでPSVを買いました。
営業促進の間違えでは？
それにしてもHomebrewが違法の材料とは呆れた会社です。