iXtreme LT+ 2.0のテスト完了

ツイッターで、Team JungleがiXtreme LT+ 2.0のテストは問題なく完了したこ とを報告していました。

Xbox 360のDVDドライブカスタムファームウェアiXtreme LT+はv2.0で新ディスクフォーマットフォーマットXGD3のバックアップも問題なく起動できることがテストで確認できたそうです。

    Successful testing of LT 2.0 with new LT-MAX feature for DVD+R DL. XGD3 ixtreme isos playing fine from DVD+R DL disc and/or install to HD
    DVD+R DLのLT-MAX機能を実装したiXtreme LT+ 2.0のテストは問題なく完了し、XGD3フォーマットディスクのバックアップISOがDVD+R DLやインストールしたHDDから起動できた

具体的なリリースについては言及されていませんが、ベータテスターによるテストが終了したことからiXtreme LT+ v2.0とJungleflasherがセットで近く公開されそうです。
iXtremeはバックアップだけでなく違法コピーゲームをも起動させてしまうことができ、その結果Xbox Liveで違法コピーゲームを使った安易なオンラインプレイチート行為が横行したためマイクロソフトはiXtremeファームウェアでオンラインに繋いできたユーザーをBANすることで健全なXbox Live環境を守ってきました。iXtremeの進化の歴史はBAN対策の歴史とも言えますが、今回はAP2.5という違法コピー対策および新ディスクフォーマットXGD3への対応が中心のようです。

iXtreme LT+ 2.0はXGD3ディスクでもバックアップ起動できてしまうため再びオンライン環境の悪用が心配されますが、イタチごっこの歴史からマイクロソフトも次に何らかの手を打ってくるものと思われます。
現在Xbox 360のハッキングはHomebrewやLinuxを実行するためのものとして
・プロセッサーに対しリセットパルスを送りプロセスへトリガーをかけてハッシュチェックを回避することで非署名コードをXbox 360で実行するReset Glitch Hack

バックアップ起動に主眼を置いたものとして
・DVDドライブの改造ファームウェアiXtreme
・Xbox 360の光学ドライブをエミュレートすることで、USBメディアからXbox 360や初代Xboxのゲームを起動することができるODDE(Optical Disc Drive Emulator: 光学ディスクドライブエミュレータ)として機能させるx360keyやWasabi360、Squirt360といった各種製品
といったものが主流となりました。
このご時世バックアップ起動は違法コピー問題と背中合わせではありますが、マイクロソフトはLinux起動に関しては比較的柔軟な姿勢を示しているとも言われていますので今後はReset Glitch Hackによる進展に期待したいところです。

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