VHBLの現状と、wololo氏からのお願い

wololo.netで、wololo氏がVHBLの現状と称して現在の状況を記事にして投稿していました。

VHBLの第4弾を準備中であることや、その準備中のVHBLがPS Vitaの最新ファームウェア1.69でも動作したことはお伝えしましたが、その後wololo氏からは音沙汰がありません。

現在のexploitはある理由で(ゲーム名の情報に繋がってしまう可能性があるため詳細は一切公開されていません)公開するには問題があるようで、現在wololo氏のところに寄せられている別のexploitを使ってVHBL移植を試みているそうです。

ちゃんとした情報とデータとセーブデータが揃っていればまだましなのですが、wololo氏曰く送られてくるものの多くはかろうじてクラッシュする程度のもので、そこからスタートして自分でexploitが存在するのかどうかを確認する作業をして、exploitであることが分かればVHBLに向いてるかどうかチェックする作業を行い、もし素直に行かなければPSPSDKの資料とにらめっこして代替手段を考えるという気の遠くなる作業を行っているそうです。

wololo氏曰く「簡単な作業じゃないことは知っていて欲しい」

私はそんなクラッシュデータだけから初めているなんて知りませんでした。それは気が遠くなる作業量が最初から存在するのが見えている状態で手をつけるところから始めているわけで、とてもではありませんが労力もやる気も保てないと思います。

いままでそうやって試したexploitの中にはVHBLへほぼ行けそうなものもあったそうですが、どれも何らかの問題があってそこですんなりとは行かなくなってしまうそうです。大事なsyscallのインポートができない、再暗号化できない、ある条件下では動作するがちょっと条件が変わるとクラッシュするなど、それを解決するために(できるかどうかは別問題として)また時間を裂かなければならない訳です。wololo氏には仕事や家庭の事情など実生活に費やさねばならない時間があるわけで(Diablo3で遊びたいけど時間がないと嘆いています)、その上での作業ですからそれは大変な労力が必要です。

また、exploitのテストをすると言うことはそのゲームを購入する必要もあるということです。wololo氏は単なるクラッシュかもしれないのにゲームを購入してテストするのはもう疲れたと嘆いています。一体そのためにいくら使っているのでしょうか。ちょっと心配です。

そこでwololo氏は、もし協力してくれるのであれば最低でも以下の状態まで準備して欲しいとお願いしています。

1) exploitをまず自分で見つける。
2) exploitを発見した場合、少なくともHello Worldのコードを作って実行できる状態にする。
3) exploitが発動する条件を明確に情報として提供できるようにする。

この3つをクリアした上で、もし協力してくれるなら情報とデータを送って欲しいとしています。

そこまでであれば特に難しい知識は必要ないのでチュートリアルを読めばちょっと頑張るだけでできるはずです。あとは個人的にはgamekeyを教えておいて欲しいかなと思います。それだけでワンステップ不要になります。

最近は忙しくて(私の場合、仕事や家庭の事情に加えてヤメときゃいいのにブログをちょこまか書いていますので余計に時間が足りません)自分でexploitを探したりはさっぱりやっていません。が、wololo氏との仲介役程度でしたらご協力できると思いますのでご一報いただければがんばります。

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