PSVita一覧

ゲーム最新情報 2011年6月16日のニュース

●JailbreakSceneで、ConsoleDevを名乗る人物がPS3の公式デバッグファームウェア v3.50からv3.65までを公開したことを伝えていました。公開というより流出させたというのが正しい表現ですが、流出したのはv3.50/ v3.55/ v3.56/ v3.60/ v3.65となっており、交換keyの調査に役立つだろうとしています。

●PSGrooveで、SvenGDK氏がゲームの管理やPKGの署名、FAT32のHDDフォーマット、ゲームのコピーなどのためのツールをまとめたユーティリティPS3 Multi Tools for Windows v2.5をリリースしていました。ダウンロードサーバーを追加し利用するサーバーを設定で選択できるよう変更、好みのエミュレーターを常に入手できるよう変更などが行われたようです。

●PS3NEWSで、Jordandyckes氏がPSNからコンテンツをPCにダウンロードすることができるユーティリティーPSN Download Manager with Automatic PS3 Game Updater Pluginをリリースしていました。ユーザーからのリクエストに応えて自動ゲームアップデートや最新バージョンチェック機能を付加するPlayStation Download Manager向けプラグインを追加したそうです。自動アップデートはデモ段階で実際に機能するのは次期バージョンだそうです。

●PS3NEWSで、Ole氏がPS3でmp3ファイルやCDGファイル(カラオケ用ディスクに採用されているフォーマット)を再生することができるユーティリティPS3 Homebrew CDG Player r1をリリースしていました。CDG(CD-Graphics)とはこれまたニッチなものに対応しましたね。需要があるのか微妙です。

●任天堂が3DSファームウェアアップデート 2.1.0-3Jをリリースしたことを発表していました。2.0.0-2Jで発生していた『リッジレーサー3D』の画面が止まる症状の修正、システムの安定性や利便性の向上となっています。文面からFlashcart対策もされていると思われます。

●KOTAKUで、E3に於いて詳細なスペックが明かされなかったWii Uについてタイトルを開発しているディベロッパーは性能が出せないアンダークロックなWii U開発キットでE3でのデモに向けて開発に取り組んだが、PS3やXbox 360でのタイトルより悪い出来だったため公開を見送り技術デモに焦点を当てることにしたことを伝えていました。それでもPS3やXbox 360よりベースが高性能であるため、現状でもライバル並かもしれないようです。

●Team Maximusが、製作するXbox 360のドライブを直接接することができるMaximus 360LizardがiXtreme LT+ v1.9をサポートするためのファイルをリリースしていました。

●x360key Teamが、ゲーム最新情報 2011年6月12日のニュースでお伝えしたx360keyの新しいビデオを公開していました。Slimの最新ダッシュボードでAP25データのある『Halo Reach』が起動する様子を撮影したデモビデオです。
httpv://www.youtube.com/watch?v=GXDgMo0P4M0

●Engadgetで、PlayStation Suiteにも対応するソニーのタブレット端末S1とS2が欧州で8月に予約開始、9月末に発売と伝えていました。ソニーのマーケティンググループの内部メモを見せてもらう機会があったようです。Xperia Playも発売されない日本での発売はどうなるのでしょうか。プレイステーションスイートもいつ始まるのでしょうか。

●WinRumorsで、マイクロソフトが今週Windows向け純正Kinect開発キット Kinect Windows SDK betaをリリースすると伝えていました。6月16日 9:30AM PST(日本時間で6月17日 1:30AM)にリリースを記念するストリーミング放送が計画されているそうです。

●Eurogamerで、Wolfenstein 3DやDoom、QuakeJohnなどを開発した伝説のプログラマーCarmack氏がEurogamerのインタビューの中でソニーとマイクロソフトの次世代ゲーム機(PS4とXbox 720)は数年以内に登場し、現行機(PS3とXbox 360)の10倍の性能になるだろうと語ったことを伝えていました。Wii UはPS3とXbox 360の1.5倍らしいので本当に10倍なら次世代機出たとたんWii Uが陳腐化します。

●CVGで、SCEワールドワイド・スタジオ社長 吉田修平氏がPS3とPS Vita向けのタイトルをバランスよく発売していくと語ったことを伝えていました。日本では長くPS3が売れなくてPSPは売れた時代があったため、あまりPSPとPS3とで発売タイトルに差があったと認識するようなことはないと思いますが(今思えばモンハンしかなかった気はします)、実際にはPS3にリソースを集中しPS3のタイトルに集中し、PSPのタイトルに力を入れてこなかったとして、それを”間違いだった”としています。

●GameGazフォーラムで、SnyFbSx氏がPSPにホットキーを設定することで簡単に電源OFFや再起動、スリープ、輝度変更など電源関係をコントロールするためのプラグインPSP Power Controller Ver.4.9.0をリリースしていました。変更点は以下です。

Ver4.9.0:
HOMEボタンをキー設定一覧から削除した。
(一覧から削除したことにより、これまでHOMEを設定していた人は「-設定なし-」になるので注意)
コンボボタンとメニュー表示ボタンを設定可能にした。
(ただし、コンボボタンとメニューボタンが同じ設定の場合、コンボボタンを優先する)
メニューを閉じた際に、カーソルを先頭に戻すようにした。
cmLibPower.prxに対応(libフォルダごと配置すればOK)
HOMEボタンを押下して、メニューを抜けた場合にボタン操作が効かない不具合を修正
ログ周期が0に設定されている場合に、バックライトオフ状態から戻れない不具合を修正

●ツイッターで、neur0n氏がBubbletune氏が作成したPSPのゲームをカテゴリごとに分類して表示できるプラグインの改良版Game Categories Light for 6.3X-bをリリースしていました。バージョン情報が6.35固定だったのを修正したそうです。

●きまぐれblogで、takka氏がPSPのISO管理ツールiso_tool 1.978をリリースしていました。前バージョンでサポートしたメディアインストール機能で『真恋姫無双 蜀編』のIDが間違っていたのを修正したとのことですが、『真恋姫無双 蜀編』を利用しない場合はアップデートの必要がないそうです。


ゲーム最新情報 2011年6月11日のニュース

●/talkフォーラムで、kenma9123氏がPSPをACアダプターで電源供給して使用中にバッテリーチャージをするかどうかをACアダプターを抜くことなく設定(ボタンコンボ)だけで変更することができるなどの電源管理系プラグインKrap-psp v1.18をリリースしていました。スクリーンショットのバグを修正、設定項目にワイヤレスLAN設定追加、screenshot/music mode/reboot/sleep/shutdown項目の有効/無効設定追加などが変更点です。

●GameTheGlitchで、GameTheGlitch DevTeamがPSPのVSH Menuの表示色を変更することができるプラグインVshMColor for 6.39 ME-5をリリースしていました。6.39 ME-5に対応したことと、PSP-2000のサポートが変更点です。

●きまぐれblogで、takka氏がUMD2枚組ソフトのISO/CSOでのプレイ時にUMDの交換をエミュレートするプラグインdisc_change 2.3をリリースしていました。2.2はコンパイル時にPRO-B7のsystemctrl_se.hを利用していたため、ほとんど動作していなかったそうです。また、CFWのバージョン判定やバージョン・ドライバ認識ができなかった場合でも△ボタンで動作するように機能追加したため動作するCFWが増えたはずだが、動作しない場合やドライバの表示がおかしい場合はメニュー左下に表示される、magicとumd_modeの値と、利用しているCFWのバージョン・UMDモードの設定値をブログにコメントして欲しいとしています。

●ツイッターで、Yoti氏がplum氏のPSPの本体情報の”システムソフトウェア”や”MACアドレス”の書き換えに加え、画面右上に年月日、曜日、バッテリー%などを表示するDayViewerと同じ機能を持ったプラグインspoofer v0.3fixを6.39に対応させたspoofer_v0.4uoをリリースしていました。

●PSX-sceneで、Dean氏がゲームやAVCHDのファイル マネージャー機能を持ちFTP機能や AVCHD、ブルーレイ再生機能をも統合したマルチ管理ツールmultiMAN ver 2.00.04 UPDATEをリリースしたことを伝えていました。FBA NextエミュレータのサポートやCoverflowの改良、MP3プレイリストサポートなどが変更点ですが、ソースコードを公開しオープンソース化したことが最も大きな変化です。

●PS3haxで、PSVITAのゲームカードリッジの写真を掲載していました。SDカードサイズですがSDカードとは形状が異なります。

PSVita

●PSX-sceneで、Glevland氏がFedora、Debian、UbuntuのディストリビューションをサポートしたPS3 LinuxインストールガイドのWikiサイトをアップデートしたことを伝えていました。

●Xbox-sceneで、C4Eva氏がリリース予定のXbox 360ファームウェアiXtreme LT+ v1.9についての現状を報告していたことを伝えていました。
・Slim(Slim LiteOn 0225、9504、0401)のファームウェア開発は順調(極少数存在する日立製は除く)。
・Fatドライブについては完了。0800はファインチューニング中。Fat LiteOnはいつでもリリースできる状態。
・“unlock kits”は0401で動作良好。
・BenQドライブはテスト中。


ゲーム最新情報 2011年6月10日のニュース

●Eurogamerで、SCEの代表取締役社長兼グループCEOの平井一夫氏がPSNから個人情報が流出した問題についてデータベースにアクセスされたことは把握できるが、どの部分のデータなのかについては把握することは不可能だと語っていたことを伝えていました。そのためクレジットカード情報が盗まれたのかどうかは分からなかったため、ユーザーの安全を最優先するため可能性があるとして公表せざるを得なかったようです。その理由として、データベースに侵入した形跡を全く残さなかった巧妙な手口を挙げ、把握するには相当時間がかかるか、あるいは全く分からない可能性があるからだとしています。情報を管理する側の体制としてかなり甘いです。

●JailbreakSceneで、andoma氏がPS3をホームシアターにすることができるユーティリティShowtime 2.99-401をリリースしたことを伝えていました。各種バグ修正が行われたようです。

●PS3Crunchで、Jordandyckes氏がPSNからコンテンツをプロキシを利用して高速にダウンロードすることができるユーティリティーPSN Download Manager v3.90をリリースしたことを伝えていました。プレミアムメンバー向けの問題を修正したことなどが変更点です。

●PSPCustomFirmwareで、DJGodman 氏がPSPのファームウェアやMACアドレスを偽装することができるプラグインPSP Ver/Mac Syspoofer 1.0 Beta 2をリリースしたことを伝えていました。CFW 5.00以上(6.39まで)での動作を確認しているそうです。

●GBAtempで、Yellow Wood Goblin氏がニンテンドーDS用Flashcart R4とクローンのR4iDSN、Acekard R.P.GのオープンソースファームウェアWood Firmwares v1.31(Wood R4 v1.31/Wood R4iDSN v1.31/Wood R.P.G. v1.31)をリリースしたことを伝えていました。start->tools->updateでWi-Fiアップデート機能追加、ユーザーインターフェースの最適化などが変更点です。

●Developで、スペイン警察がソニーのPSNを攻撃した疑いのあるAnonymousの関係者の男性3名を逮捕したことを伝えていました。ただし、スペイン警察は逮捕されたメンバー3名がPSNを攻撃した主要メンバーかどうかについては明らかにしていないそうです。

●PS3Centerで、イギリスリバプールのソニーがPlaytationフォーマットのファームウェアアップデートでの互換性をチェックするテスターの人材を募集していることを伝えていました。新ファームウェアのテストと現在開発中のデバイスのテストという内容から、PS3とPlayStation Vitaの連携に関するチェックのためのスタッフを増員することで開発を急ぎたいようです。

●PS3Crunchで、ある人物がPS3のカスタムファームウェアREBUG v3.55.1にアドバンスモードを追加するパッチPS3 Advanced Mode Patchをリリースしたことを伝えていました。PS3 Advanced Mode Patchでアドバンスモードが利用可能なCFWのPUPファイルを生成するようです。アドバンスモードはMathieulh氏が存在を公表したQAフラグによる隠しオプション(ゲーム最新情報 2011年5月14日のニュース参照)に似ているそうです。

●PS3NEWSで、Slynk氏がPS3開発者向けのIDA(逆アセンブラ)のチュートリアルとNPDRMについての情報を公開したことを伝えていました。PS3 QA Flagについての開発をしている中で分かってきたことがあったようです。

●PS3Crunchで、ある匿名開発者がPS3のCFWを作るユーティリティPS3MFW Builder向けでPS3のCFWファームウェアバージョンを偽装するためのユーティリティEasy Spoof TCL Modをリリースしたことを伝えていました。v6.60やv9.90に偽装(そのかわり二度とアップデートできなくなるので注意)や、使用用途が謎ですが古いファームウェアへの偽装も可能なようです。バージョン偽装によりPSNへ接続できるようなものではなく、単にアップデート要求されないようにするための機能だそうです。

●ロイターで、Wii U発表後任天堂の株価が下落した(ゲーム最新情報 2011年6月9日のニュース参照)ことについて、任天堂の岩田聡社長が「驚いている」と語り、自身が感じた手応えと正反対の反響が市場から帰ってきた理由が理解できないとしていたことを伝えていました。実際にE3の会場で岩田社長が直接話を聞いたりして得た感触ではそんなムードではなかったとしており、E3会場でプレゼンテーションを聞いて実際に触ってみた人には分かるが、そうでない人にはタブレット端末が付いたゲーム機だという間違った印象を持たれてしまうためだと考えているようです。3DSの時も同じようなことを言っていましたよね。そこをクリアしないと任天堂は全滅ですよ。大きなタブレット端末付いたゲーム機だと思ってる顧客予備軍が相手ですから。一方、Evening Standardでは岩田社長がE3ではコントローラーを強調し過ぎたために誤った認識を持たれてしまったようだとした上で、今後きちんとWii Uがどのように動作するのかについて説明する機会を設けないといけないと語ったことを伝えていました。

●Developで、Wii Uのコントローラーに搭載されているタッチパネルスクリーンの解像度はワイドVGA 854×480ピクセルのなんちゃってHDであると伝えていました。まあ、6.2インチですからねぇ。

●Spongで、任天堂の宮本茂氏がWii Uのコントローラーについて1台のWii Uに繋がるコントローラーは1台だけだと語ったことを伝えていました。複数コントローラーを使えるようにするくらいなら3DSを繋げられるようにした方が便利ということになってしまうと説明しています。ただし、友人宅へWii Uコントローラーを持っていってプレイしたいかなどの調査はしているとしており、調査の結果次第では複数のWii Uコントローラー接続に対応という話もあり得ない訳ではないようです。また、Wii Uコントローラーの仕組みとしてすべて本体から情報を送信するため、スクリーンがついているが故に単独で動作しそうに感じますが、実際にはプロセッサーはリモコン側には存在しないそうです。