PlayStation VitaでのPSPセーブデータ引き継ぎなどに利用させられる「コンテンツ管理アシスタント for PlayStation」使用の際はインターネット接続を要求され本体アップデートを強制させられる仕組みが組み込まれています。それを回避するためのユーティリティOpenCMAが、PS Vitaの2.12でもまだ使用できることが明らかになりました。
「openCMA」一覧
ゲーム最新情報 2013年5月10日のニュース
●wololo.netで、YifanLu氏がPlayStation Vita向けのオープンソースコンテンツ管理アシスタントOpenCMA 1.1.3をリリースしていました。psp2-updatelist.xmlの不要化やメモリーリークの修正、アプリ送信時にLinuxシステムクラッシュする不具合の修正などが変更点です。
●Elotroladoで、Estwald氏がPS3の温度に応じてファンの速度を管理してくれるユーティリティControl Fan Utility v1.6をリリースしていました。記録比較時のバグ修正などが変更点です。
●PS3NEWSで、spacemanspiff氏がPS3の内蔵ファームウェアを改変するのに役立つfail0verflowのツールをベースにしたSCEToolをオープンソース化したOpenSCETool v0.9.2をリリースしたことを伝えていました。SCEToolをリバースして作られたクローンと言えます。
[追記]
ベースとなったSCEToolの開発者naehrwert氏が、ツイッターでSCETool Version 0.2.9のソースコードを公開していました。結果的にSCEToolがオープンソース化されたことになります。
in that case – scetool sauce @ https://t.co/77Fka6edkz
— naehrwert (@naehrwert) May 10, 2013
●PS3NEWSで、BwE氏がPS3のNORダンプデータが適切かどうかを判定したりパッチをしたりすることのできるユーティリティBwE Nor Validator v1.24をリリースしたことを伝えていました。新たに見つかったPS3のデータの情報を追加したことや判定の改良などが変更点です。
●Andreas Öman氏が、PS3をホームシアターにすることができるユーティリティShowtimeのテストビルド版Showtime 4.3.211をリリースしていました。
●ITmediaニュースで、ソニーの最高財務責任者(CFO)である加藤優氏が5月9日に行われた決算説明会において多額の赤字に苦しんだPS3とは異なり、PS4はソニー自らプロセスなどを開発する必要もなく投資も少ない「軽いビジネスモデル」だとして、PS4発売初年度のゲーム事業黒字化の見通しを示したことを伝えていました。
●Major Nelsonで、今年の8月21日〜8月25日にドイツのケルンで開催されるゲームイベント”gamescom”にXboxを出展すると伝えていました。新型Xboxになるはずです。
“オープンソース”なコンテンツ管理アシスタント OpenCMA by YifanLu
wololo.netで、YifanLu氏がPlayStation Vita向けのオープンソースコンテンツ管理アシスタントOpenCMAをリリースしたことを伝えていました。
覚えている方もいると思いますが、YifanLu氏はPS VitaのネイティブHello Wordを発表したりPS VitaネイティブコードによるHomebrewローダー UVLoaderを開発したりしていた開発者なだけに期待が膨らみます。