PSPのGripShift 日本版にも脆弱性が存在するのか検証してみた

Gripshiftに脆弱性が見つかり盛り上がりを見せたPSPですが、ここに来て流れが止まってしまったかのように静かになってしまいました。
これからどうなって行くのかも分かりませんが、日本版グリップシフトにもUS版やEU版同様に脆弱性が存在するのかは気になるところです。

ということで、時間が取れたので検証してみました。

1:普通にグリップシフトをプレイし、セーブをする

2:Savegame-Deemerを使用して、バイナリ弄くれるようにするためにセーブデータの復号化をする。
Savegame-Deemerはこのへんから持ってくる。

3:名前を”this is spartaaaaa…”に変えてみる

当初”a”が47文字続くのかと思ってやってみました。
確かに名前はthis is spartaaaa(途中で表示エリアからはみ出します。通常は8文字位しか名前が入れられないのにthis is spartaa…と表示していたので書き換える場所は合っていると思います。)になっていましたが、それ以外何も起こりません。

オーバーフローさせなければいけないので少しづつ”a”を実験的に増やしていきました。
1バイトづつ”a”を増やしてましたが、余りに変化がないので適当入力発動ですw
ある程度のところで、セーブデータを読み込むと音楽が流れなくなりました。やっぱり何かありそうです。

さらに”a”を増やすと、セーブデータを読み込んだあとにフリーズして勝手に電源が落ちるようになりました。
これがいわゆる脆弱性と言っても良いのかよく分かりませんけど。

最終的に電源が落ちてしまう状態になったセーブデータの書き換えたデータです。
復号化したSDDATA.BINを書き換えてます。クリックで拡大します。


Gripshift_jp_savedata

実際の動作の様子です。初めてYoutubeアカウント作ってアップロードしてみました。結構簡単ですね。

httpv://www.youtube.com/watch?v=PZmXvtvTCeY

なおHelloWorldを表示するとか、ここから先の作業はまもすけでは絶対できませんので期待しないでください。
一時は非常に盛り上がったGripshift Exploitですが、例の事件のせいで【記事】ここにきて止まってしまったかのごとくペースダウンです。
なんとか盛り返してくれれば良いのですが。


PSP-3000の新色は日本飛ばし〜韓国でRadiant RedとVibrant Blue発売

先日このブログで、現在は無彩色展開のPSP-3000に赤と青の新色がアジア地域で発売されるというニュースをお伝えいたしました。【記事
1月15日発売との事でてっきりアジアに日本は含まれると思って楽しみにしておりましたが、何の動きも無いので調べたところアジアというのは韓国の事でした。

韓国Playstation.comの公式リリースページに新色RadiantRedとVibrantBlueが掲載されていました。
韓国PSP公式ページの公式ニュースページ
javascriptで構成されているページのためリンクが貼れません。上記ページのリリースNo.855をご覧下さい。

PSP-3000newcolor
写真上:RadiantRed
写真下:VibrantBlue

今までに発売された赤や青よりも明るい感じ、つや消しでよりメタルっぽい色のようです。

PSPのお膝元を飛ばして隣国で新色発売になったのはマーケティング上の理由でしょうが、少し残念です。
綺麗な色ですので今後の日本での発売を楽しみにしましょう。



次期PSPについての市場調査が〜タッチスクリーンにBlueToothに…

MAXCONSOLEで、SONYが次期PSPに向けてのユーザー調査を行った事を伝えていました。ユーザーの望むPSP像を調査するのが目的のようですが…【記事


New PSP survey mentions touchscreen, bluetooth and integrated storage
タッチスクリーン、ブルートゥース、内蔵ストレージ…PSPに望む機能の調査

A new Sony survey regarding consumer interests has mentioned touchscreen, bluetooth and integrated storage possibilities for the PSP. However, these features are pretty much a given for any new handheld we think…
ソニーはPSPに搭載してほしい機能についての意識調査を行いました。タッチスクリーンやブルートゥース、内蔵ストレージについての調査項目が含まれていました。しかしそういった機能はPSPに限らず誰もが携帯型端末への搭載は当然と考える機能です。


その調査というのが以下です。クリックで拡大します。

PSPアンケート1 PSPアンケート2

現段階では次期型PSPについては何も開発は始まっていないようですので【記事】マーケティングの一環として動いているようです。

この調査についてはいろいろな憶測を呼んでおり、タッチスクリーンに言及しているのはそれを意識しているから=タッチスクリーン搭載?とか【記事】捉え方は様々です。

MAXCONSOLEは、搭載して当たり前の機能を調査してどうするの?搭載は当然でしょというニュアンスです。

え、じゃあ次期”PSP2”と呼ばれるものはDSとiPodとスマートフォンと、もしかするとネットブックのいいとこ取りにしてほしいわけ?

DSとWiiが出る前に、ぜひタッチパネルとペンでゲームしたいだとか、ぜひモーションセンサー搭載コントローラーを振りかざすだけでゲーム出来るようにしてほしいだとか具体的に思いましたか?
あれは「簡単に楽しめるものを」という非常に抽象的な要求に対しての任天堂なりの提案回答なんですよ。

少なくとも市場に迎合するべく開発された商品はモデルチェンジを頻繁に繰り返して要求をのみ続けなければヒットしません。PSPにはそんな商品になって欲しくありません。携帯電話だけで十分です。
次期PSPが存在するならば是非、ユーザーが思ってもいなかったような提案をして驚かせて欲しいものです。