Wii SaveMii&BootMii一覧

久々情報 BootMii Checker登場

HackMiiで、しばらく情報が途絶えていたBootMiiについての情報が掲載されていました。BootMiiチェッカーなるものが登場です。【記事

BootMiiについてはこちら。【記事


BootMii Checker

We haven’t made an update on BootMii for a while but never fear, things are progressing. Part of what takes so long is figuring out what the edge cases are that could cause things to fail and in this regard we need your help!
ここしばらくBootMiiの情報をお出ししていませんでしたが、ご心配には及びません。ちゃんと計画は進んでいます。いままでありとあらゆることを検討し、どんな状態だとうまく行かないのかといったことを調査してきました。今後は皆様のお力添えが必要になってきます。

We’ve developed a BootMii Compatibility Checker that we need as many people as possible to run on their Wii. This little utility will check your boot1 against a list of known versions and tell us if you have one that we haven’t seen. We’ve recently seen a few boot1 versions floating around that break BootMii so with your help we’re compiling a list of safe boot1’s to use in our installer so that you get a better quality BootMii.
そこで私たちはBootMii Compatibility Checker(BootMii互換性チェッカー)を開発しました。出来るだけ多くの方に、ご自宅のWiiで起動してもらおうと考えました。これは既知のWiiのバージョンのリストとboot1をチェックするためのユーティリティになっていますので、未知のWiiのバージョンが見つかった場合は是非お知らせください。

Current stats: 279 reports of “normal” (compatible) boot1 (2cdd…), 12 reports of “variant 1″ (4a7c…) and 20 reports of what I was calling the “Korean boot1″ (f01e…). The latter will not be compatible with BootMii, and it looks like it’s not just Korean Wiis (or, as noted in the comments below, they could be region-changed Korean Wiis). Console IDs greater than 100000000 decimal appear to be using the new “Korean” boot1, and the rest are using either the normal one or the variant.
中間報告: “normal” (compatible) boot1 (2cdd…)が279、“variant 1″ (4a7c…)が12、そして“Korean boot1″ (f01e…)が20です。”Korean”(韓国)というの私たちがそう呼んでいただけです。表示される文字列自体はBootMiiで出しているわけではありません。”Korean”といっても韓国版のWiiのことを指しているわけではないようです。(コメントの書き込みにもあるように韓国版Wiiのリージョンを変更したものの可能性があります。)コンソールIDが10進数で100000000より大きいものはこの“Korean” boot1のようで、残りが”normal”と”variant”です。

What are you waiting for? Download and run Checker and do your part for BootMii.
じゃあ、何をしたらいいのかって?BootMiiのチェッカー部分をダウンロードしてチェッカーを起動してください。

Update: Checker will not work on Wiis running v3.4 of the System Menu. Don’t worry, BootMii will run just fine on v3.4 when it’s released.
追記:Wiiのシステムメニューのバージョンが3.4ではチェッカーが起動しません。しかしご心配には及びません。正式リリース時には3.4にもきちんと対応します。

Update: Marcan asked me to remind you that by running Checker you’re consenting to Checker sending your data about your Wii to us. Checker tells you about this when you run it, but apparently my WiFi sucks and takes longer to init than most people’s so you may not have time to read it all before it sends the info (we should have added an explicit delay there).
追記:Marcanから皆さんに伝えておくように言われているのですが、チェッカーを起動すると自動的に皆さんのWiiの情報を私たちに送信しますのでそれについてご同意をいただきたいのです。起動時にそのことが表示されるのですが、ほとんどの方が読み終わる前にネット経由でデータを送信してしまう恐れがあります。本来なら読み終わるまで待つように作っておくべきでした。

Update: Just to clarify Checker does not install anything on your Wii, it just collects your ConsoleID (this is used in exported save games), boot1 hash, boot2 version, region, video mode and the IOS version it’s running under and sends it back to us over Wifi. It does not peek at anything you may have installed on your Wii so you can put those tinfoil hats away now.
追記:チェッカーは皆さんのWiiに何かをインストールするわけではありません。ただWiiのコンソールID(ゲームのセーブデータを作成するときに使われる)、boot1のハッシュ値、boot2のバージョン、リージョン、ビデオモードとIOSバージョンを収集しWiFiで起動中にその収集したデータを送信します。Wiiにインストールしてあるものをこっそり調べたりはしていませんので斜に構えなくても大丈夫です。


日本時間の今日未明に元記事が最初に投稿されましたが、時間の経過に伴って本文がドンドン更新されています。皆さんが見たときには内容が変わっているかもしれませんのでご了承ください。引用記事は日本時間の2月17日午前11時現在のものです。

まもすけはBootMiiに個人的には期待をしております。そのため独立したカテゴリーにしてあるわけですが、最近情報がなくて心配しておりました。
どんなものが出来上がってくるのかわかりませんが、Wiiのハッキングシーンに新たな足跡を残すのは間違いないと思っております。
日本版Wiiに対応してもらうべく、調査に協力していきましょう。


SaveMiiFriiを試してみた〜SaveMiiのフリー版はゲームキューブコントローラでOK

以前SaveMiiのフリー版の動画を見て、時間があるときに試そうと思いつつ時間だけが過ぎて行きました。

今回久々に時間が取れたので、SaveMiiFriiというのを試してみました。
SaveMiiは$30ですが、ゲームキューブコントローラーを使ったSaveMiiFiiなら同じ事がタダで出来るらしいです。
ゲームキューブコントローラーを分解する必要があるので少し面倒ですね。

GCコンバラシまずゲームキューブのコントローラーを分解します。上下左右同時押しなどという芸当は分解しないと物理的に不可能です。

分解にはY字型のドライバーが必要です。DSを分解用に持っていたドライバーで問題ありませんでした。

WiiにGCコンを接続分解しておもむろにWiiのケームキューブコントローラーポートの4番目(フロントパネルから遠い方)へ差し込みます。

ちなみに4番目以外のポートでは動きませんでしたので一応報告。

上下左右のゴムパーツ上下左右ボタンのゴムを取り外しておきます。はめてあるだけですので簡単に取れます。

上下左右同時押し先ほど取り外した上下左右ボタンのゴムを基板の上に置きます。置き場所は当然上下左右ボタン部分です。

ゴムの出っ張りがちょうど基板とぴったり合うように配置しないといけません。
この状態で上下左右ボタンに相当する、4つの出っ張りを同時に押し込むことになります。


3.2(JPN)表示上下左右を指をフル稼働させて押しながらWiiの電源を投入します。
するとWiiのメニューではなく画面の右下にWiiのバージョンとリージョン表示が!
デバッグモードみたいなものに入っているようです。
困った事になぜかこの状態からEJECTボタン以外操作が効きませんでした。(電源もです)
また、今回はこの画面を拝む事が目的でしたのでなにも準備していません。
ここまでで今日は終わりです。

さて、SaveMiiFiiが起動する事は分かったのですが、1人で起動させるのは相当至難の業です。そこでなんとか1人でも出来るようにスイッチでも付けられないものか、とテスター片手に探って見ました。基板にサービスホールみたいなものがあるので何とかなりそうです。
上下左右キー

いきなり結果ですが、ボタン部分に該当するホールは以下のようになっていました。
これらをうまくやればSaveMiiFriiのON/OFFなんてのも作れそうです。
上下左右キー 色分け


BootMii ハジマル 〜Wiiハッキング最終章?

以前brickしたWiiをリカバリーするツールであるSaveMiiをご紹介しましたが、そのしばらく後、YouTubeにBootMiiなる謎の動画がアップされていました。

ガセ情報かもしれないのでしばらく紹介しませんでしたが、HackMii
BootMii: The Beginning
 BootMii ハジマル
と題してBootMiiが何者なのかを紹介していました。

いつものまもすけテキトー翻訳したかったのですが、あまりにも長文だったのであきらめます。多忙な中年サラリーマンにはそんなに時間がありません。寝る時間を削らないとブログなんて書けないのです。
ということで、手短にまとめます。

BootMiiとは、Wiiのゲームキューブ用メモリースロットに刺して使用する機器です。Wiiの起動プロセスを解析して開発されました。Wiiメニューが起動する前にBootMiiが割り込んでWiiに挿入したSDカードのファイルから起動させることが出来ます。どんな物が起動できるかについては具体的には触れられていません。
HomeBrewなのか、はたまたカスタムファームで起動する独自メニューなのか・・・

HackMiiではBootMiiのことを「プラットフォーム」と呼んでいます。BootMiiで何かをするのではなく、何かをするために使用するという意味のようです。プログラム次第では何でも出来るような印象を受けました。この情報が本当ならWiiのハッキング最終兵器かもしれません。

Wiiの起動プロセスについても解説されていますのでかいつまんで説明します。

Wiiには
チップセットに書き込まれているboot0
NANDメモリー領域にあるboot1(書き換え不可領域にあるハッシュデータと照合が行われるため、弄くると確実にWiiがbrickする)
NANDメモリー領域にあり、任天堂のupdataでファーム更新されるboot2
の3つの起動シーケンスがあります。

Wiiの起動シーケンスの流れは以下のようになっています。
最初にboot0が呼び出されて起動し
NANDメモリーの冒頭にあるboot1を呼び出します。
その後boot1がNANDメモリーの特殊領域からboot2を読み出します。
最後にboot2がシステムメニューを読み込んでWiiが起動します。

BootMiiは、このBoot2のふりをして動作します。Wiiシステムの脆弱性を利用しているようです。BootMiiを動作しないようにしておけば純正のBoot2が起動する=普通のWiiメニューが起動するようです。YouTubeの動画はこれをデモしている状態です。
したがって穴を潰すためシステムバージョンを任天堂がいくら上げても、それが起動する前の段階でハッキングされているので事実上穴を埋めるのは不可能だそうです。

これ、カスタムファームウェアを起動させることも不可能ではないように感じます。しかもBootMii抜けばもとのままならばものすごいハッキング技術ですよ。
今後の開発に期待しましょう。