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ゲーム最新情報 2010年9月10日のニュース

●Maxconsoleフォーラムで、Cyberskunk氏がPS3 FTP Server(ゲーム最新情報 2010年9月8日のニュース参照)を使ってPS3のゲームをブルーレイディスクからPCへ、そしてPCからPS3のHDDへバックアップする方法を公開していました。
ブルーレイからPCへは
 1: PS3 FTP Serverを起動させる
 2: PS3の’dev_bdvd’フォルダの中身を、ゲームのDisc ID (BLESXXXX)と同じ名称でPC上にフォルダを作成してすべてコピーする。
HDDからプレイしたい場合は
 1: PS3 FTP Serverを起動させる
 2: PCにあるBLESXXXXフォルダをまるごと’dev_hdd0/game/LAUN12345/GAMEZ’へコピーする

●きまぐれblogで、takka氏がPSPのISO管理ツールiso_tool ver 1.73をリリースしていました。ISOメニューにアップデート取得ファイル作成機能を追加したことなどが変更点です。

●PS3-Hacksで、PSFreedomがHTC TouchやSony EricssonのXPERIA X1にも対応したことを伝えていました。

●Maxconsoleで、プロキシサーバー経由でPSNにアクセスすることでアップデート回避ができる方法(ゲーム最新情報 2010年9月7日のニュース参照)が修正されてしまい、3.42にアップデートしないとPSNにログインできなくなったと伝えていました。

●PSGrooveチームのブログで、drk||Raziel氏がnullDC(ドリームキャストエミュレータ)をPS3に移植していることを伝えていました。drk||Raziel氏は自分でPS3を持っていないらしいのですが。

●GameGazフォーラムでneur0n氏がHBLをPatapon以外に対応させるためのチュートリアルトピックを作成してくれていました。

●Wii-Homebrewフォーラムで、R2-D2199氏がシステムメニュー4.3のWiiにtrucha bugを復活させるWiiWiiPower氏のユーティリティTrucha Bug RestorerのMOD版Trucha Bug Restorer 1.14をリリースしていました。Wiiのシステムメニュー4.3に対応した他、IOS58とHW_AHBPROTを利用しHomebrew Channel 1.0.7以上をインストールするようにしたことなどが変更点です。

●PS3exploitsで、PS3のリモートプレイ非対応ゲームでリモートプレイをする方法を掲載していました。
その方法はPS JailbreakPSGrooveなどを用意した上で
1. HDDにリモートプレイしたいゲームをダンプする。
2. PS3 FTPをインストールし、起動する。
3. ftpでPCと接続し、HDDのgames -> LAUN12345 -> GAMEZ -> プレイしたいゲームのGAME ID -> PS3_GAMEを開く。
4. PARAM.SFOをコピーし、念のためバックアップを取っておく。
5. SFO Editorをダウンロードしてsfoファイルを開き、“enable remote play”にチェックを入れる。
6. 保存したらそのsfoファイルをPS3FTPでPS3_GAMEフォルダに戻す。
7. PSPを繋げばリモートプレイ可能。
Killzone 2では音声遅延もなくキー操作もレスポンス良くプレイできたそうです。ただ、PCでのリモートプレイでは動作せずPSPに限られるようです。


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ゲーム最新情報 2010年9月9日のニュース

●ukbeast氏が発見したVSH exploit(ゲーム最新情報 2010年9月7日のニュース参照)について、Lan.stフォーラムでwololo氏がより良いもの(カーネルexploit)が見つかったならばVSH exploitをHalf Byte Loaderに移植する気はないし、既に調査は始まっていることと伝えていました。何らかの情報が出て来ればきちんとその時に公開するのであれこれ詮索するのはやめて欲しい、としています。

●ファミ通.comで、2010年9月8日に開催された”Xbox 360 Media Briefing 2010″においてXbox 360 Kinectは2010年11月20日に発売することが発表されました。Xbox 360 Kinectセンサー単体は『Kinect アドベンチャー!』同梱で14800円だそうです。
その他Xbox 360Slim 4GBとKinect(『Kinect アドベンチャー!』同梱)は29800円、初回限定ですがXbox 360Slim 250GB+Kinectは39800円です。やはりKinectはちょっと高い…なお、『体で答える新しい脳トレ』というKinect専用脳トレゲームも発売されるそうです。

●SKFU’s Blogで、SKFU氏がUSBから起動するPS3のCFWは理論的には可能だとして近く何らかのアクションを起こすことを伝えていました。
[追記]
SKFU氏がPS3のレジストリ調査結果を掲載していました。USBにあるカスタマイズしたdev_flashをマウントさせればオリジナルのdev_flashに手を加えずにレジストリを改変可能なので、カスタムファームウェアをロードするにはよい方法だとしています。

●きまぐれblogで、takka氏がPSPのISO管理ツールiso_tool ver 1.71iso_tool ver 1.72をリリースしていました。1.71ではファイルリストの上下をループするように変更、1.72ではファイル数が少ない場合のファイルリストの表示を修正したそうです。

●PSP-ITAで、hrimfaxi氏が5.50/5.03 Prometheus-2同様CFW 5.00M33-Prometheusをリリースしたことを伝えていました。要求ファームウェア6.30のゲームに対応させた5.00M33のようです。

●Maxconsoleが、ソニーが世界中でPS Jailbreak販売停止を裁判所に申し立てている件がスウェーデンにも及び、Manzzon、Rejoy、WeChipといった販売店がPS Jailbreakの販売を中止したと伝えていました。任天堂に学んだのか、両者が最近歩調をあわせている気がします。

●exophaseで、ユーザー的には大失敗作にしか思えないPSP goについてSCEの平井一夫CEOは消費者に受け入れられなかったことも含め、多くのフィードバックを得た結果に大変満足していると話し、あくまでも市場動向調査製品として満足な結果を残したとの認識を示したことを伝えていました。その結果PSP2やPS4には物理メディア採用に至ったとか。次世代機でこけるより現行機のおまけでこけたかったとなると、正にgoを全然売る気がない(値下げもしない)姿勢にも納得です。うち、2台もあるんですけど。アイルー村くらいは販売してください。

●GBAtempで、一部Flashcartを除いて起動しないよう対策されたDSiアップデート1.4.1以外にも1.4.2Cというものがリリースされているようだが、EZ TeamがEZ-Flash Viは1.4.2Cでも動作するとしてビデオを公開したことを伝えていました。
YouTube: EZVi passed DSI 1.4.2c firmware

●GBAtempで、SupercardチームがSupercard DSTWOをDSi v1.41でも動作させるためのDSTWO update for Firmware 1.4.1/ 1.4.2をリリースしたことを伝えていました。”system1.dat”をSDカードのルートにある”_dstwo”フォルダにコピーして既存の”system1.dat”に上書きするようです。

●wololo.netで、wololo氏がPSGrooveをファミリーマートのハム&チーズサンドに移植したことを伝えていました。トマトエッグサンドはUSBのホストモードに対応していないため動作しないそうです。
YouTube: PSGroove ported to a Ham & Cheese Sandwich



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ゲーム最新情報 2010年9月8日のニュース

●Maxconsoleで、PSGrooveに関してMaxconsoleメンバーがMathieulh氏にPS3ハックについての質問をいくつか送っており、Mathieulh氏からのその質問への回答をまとめて掲載していました。

Q: ソニーは対策するの?
A: 3.42で対策済。

Q: もう一度Linuxインストールは可能?
A: ドライバーがあればlv2のLinuxカーネルに置き換えることは可能。

Q: PSGrooveチームがバックアップ起動をサポートしない理由は?
A: どんな状況であれ違法コピーの支持はしないので直接バックアップ起動には対応しないようにした。

Q: XBMC(ベースがXbox用のメディアプレーヤー)の移植は?”Other OS”復活は?ネットに繋いでいなくてもソニーはBANできるの?
A: オープンソースなので自分達ではやらない。誰かが移植するだろう。lv1パッチができないので”Other OS”復活には(3.21以前への)ダウングレードが必須だが、ダウングレード自体は物理的には可能。ソニーはPS3がオンライン状態なら起動したものをいつでも検出できるので、ハックしたPS3でオンラインにするのは安全とは言えない。我々が知らない手段での検出方法もきっとあるだろう。

Q: ハックした場合、なんらかの足跡がPS3に残ってしまってPSNに繋げたとたんバレちゃうことってあるの?PSJailbreakの跡が残っていたらPS3をbrickさせることもできるわけ?
A: 他のファームウェアは分からないが3.41は残っているプレイタイトル履歴をソニーのサーバーへ送信している。

Q: PSGrooveをPSPで動かす予定は?
A: 既に別のチームが動いている。ただ、我々としては如何なる保証もしない。

Q: Wiiのようにオンラインアップデートの予定は?
A: 今はない。

Q: Dark AleXはどうしてるの?彼はPS3ハックについて何か言ってる?
A: ボクは彼の代理じゃない。話したくなれば出てくるんじゃないか。

Q: 市販のPS3を開発機にするようなことはできるの?それがないと一般の開発者はHomebrew開発できないと思うんだけど。
A: 今後のPSGrooveの話は未定だ。あまり騒がないほうが何かと望ましい。

●ElOtroLadoのフォーラムを拠点に、TEAM EOL(nullEX氏、Krosk氏、wuepe氏、ViTi95氏)がPSGrooveをPSPへ移植しているようです。

●PS3 Hacksで、Mathieulh氏がPSGrooveをアップデートし、lv2にパッチしてSyscallのやり取りを可能にしたことを伝えていました。ユーザー向けではなく開発者向けのアップデートとなっており、Homebrewアプリケーション開発に弾みはつきそうですが、SDKがまだありません。

●Maxconsoleで、PSJailbreakチームが来週PS3 v3.42対応のファームウェアをリリースするようだと伝えていました。Backup Managerも重要な機能を搭載してアップデートするという話もあるようですが、クローンには適用できないとのことです。

●PS3NEWSで、CJPC氏がPS3用(初?)となるHomebrewとしてPS3をFTPサーバーとして動作させるPS3 FTP Server Homebrew Applicationをリリースしていました。ゲームやセーブデータのある “dev_hdd0″へのフルアクセスの他、”dev_flash2″、”dev_flash3” 、USBデバイスにもフルアクセスできるそうです。ただ、現時点ではdev_flashへの書き込み不可、ファイルのリネーム不可、4GB以上のファイルの容量表示が挙動不審、更にはバグだらけだそうです。

●Xbox-sceneフォーラムで、Looouky氏がXbox 360 USB SPI NAND READERというXbox 360のハック用に使うボードを流用してPSGrooveを起動させる方法を投稿していました。PIC18Fシリーズのチップを搭載していることから移植できたようです。

●Nintendoが、Nintendo DSi Menu Ver 1.4.1Uをリリースしていました。更新内容は
This update provides behind-the-scenes improvements to system performance.
本アップデートでシステム内部の改善をしています。
日本の任天堂サイトにはなんの報告もありませんが、日本版DSi(1.4J)で本体更新すると
「本体を更新します」
と出ましたので日本でも既にアップデートが開始されています。
[追記]
GBAtempによると、開発者やユーザーの報告からSupercard DSTwoとAcekard 2iはアップデートで動作しなくなるがEZ-Flash ViとiSmartDSは問題なく動作すると伝えていました。Flashcartによって差が出ているようです。
対策されて動作しないもの
Supercard DSTwo
M3i Zero
iPlayer
DSTTi

動作するもの
EZ-Flash Vi
iSmart DS
Hyper R4i

[追記2]
Wiiにもアップデートがリリースされたようです。バージョンは4.3Jのままのマイナーアップデートのように見えますが、強制的にHomebrewが再び削除されるそうです。

●NintendoEverythingで、9月18日発売ポケットモンスターブラック・ホワイトファミ通今週号(明日発売)もレビュースコアが40点満点だと伝えていました。

●PSX-SCENEで、PS3のHomebrew制作に必要なコンパイラなどのツールを自動的にインストールしてくれるユーティリティーPS3 Open Source ToolChainがリリースされたことを伝えていました。ただ、PS3SDKはリークされたもの(配布は違法)しかないため、現在オープンソースSDKが開発されているそうです。

●wololo.netで、wololo氏が『みんなのGOLF ポータブル』の日本版(J416 exploit)、北米版(wololo exploit)、欧州版(Freddy exploit)に対応したHalf-Byte Loader for the golf exploit (OFW 6.30/6.31)をリリースしたことを伝えていました。まだPatapon2並とは行かないようですが、記念すべきリリースです。US/EUのみんなのGOLF ポータブル2もどうせ対策されるのは同じだからがんばってほしいところです。



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