小売店の想定価格は34,000円 Wii Uが3万円を切るのは困難？

TheSixthAxisで、オンライン販売サイトがWii Uの価格を279.99ポンドと表記していたことを伝えていました。

どこかの通販サイトがきっと価格表記を行うだろうと思ってはいましたが、案の定公式発表前にWii Uにプライスタグを付けて予約を受け付けるサイトが出てきました。

Wii U本体に279.99ポンド、ゲームの価格帯を32〜40ポンドと表記して予約を受け付けているのはイギリスの通販サイトShopToです。日本円に換算すると、1ポンドが122円程度ですので計算上はWii U本体が34,000円前後、ゲームが3,900円前後から4,800円前後となります。

30,000円をはるかに超えるこの価格は高いと感じる方が多いのではないでしょうか。

もっとも、ShopToも任天堂から情報を得て価格を掲載している訳ではなくあくまでも想定価格ですので必ずしも34,000円を払わないと買えない訳ではありませんが、ゲームの価格が普通であることから小売店の認識では34,000円が妥当な価格だと認識しているのでしょう。

試しにイギリスのアマゾンでWiiの価格をみてみたところ、『Wiiスポーツ』と『Wiiスポーツリゾート』にWiiモーションプラスが付いて124.99ポンドでした(日本円換算で15,000円程度)。
つまり、お買い得になっているWiiの倍の価格と言うことになります。どう見積もっても計算上Wii Uは30,000円をはるかに超える価格だと小売店サイドは見ていることになります。

いくら高性能な価値に見合っていたとしても、Wii Uが34,000円では爆発的に売れると予想する人はいないのではないでしょうか。

[追記]
VG247によると、スウェーデンのGAME.seという販売サイトでは、2台まで繋がることになったためオプションで用意されるはずのWii GamePadが135ポンド(16,500円程度)で、Wii U Proコントローラーが60ポンド(7,300円程度)と掲載されていることが伝えられています。Wii U本体には1台のWii U GamePadがセットになっているはずですので、単純計算でWii U本体だけなら20,000円を下回っている計算になります。