WiiDatabaseで、RyujinxチームがWindows/Linux/macOS向けNintendo SwitchエミュレータRyujinxの開発を中止することで任天堂と合意したと発表したことを伝えていました。(oracionさん情報ありがとね)
— Ryujinx (@RyujinxEmu) October 1, 2024
最終的な公開バージョンはRyujinx 1.1.1403になっていたと思います。記事を書いて公開前に開発中止が決まったというのでアクセスしてみたところリポジトリが消えていました。
Ryujinxの開発者であるgdkchan氏は、任天堂からの連絡を受けて、SwitchエミュレータRyujinxの開発を中止を決定しました。先述の通り、既に配布も中止されています。
裏ではiOS版、Android版のリリースも動いていたようですが、iOS版はOSの制限により実用的なエミュレータにならない状態、Android版はドライバーに問題がありリリースに至りませんでした。
半年前には同じくSwitchエミュレータのyuzuが開発中止の決定をしています。yuzuは和解金を支払いましたが、Ryujinxについては現時点では情報がありません。Ryujinxチームは任天堂と開発中止に合意しているので、恐らく和解金は発生していると思います。
現行機種をエミュレーションするという試みは非常に興味深い取り組みでしたが、最終的に技術的な壁ではなく法的な壁で世の中から抹消されることになってしまいました。
スイッチ2発売に向けて邪魔なモノを排除している感じなんですかね~
まあ個人的に現行世代のエミュレーションには全く同意できないので、ようやく潰されたかって感じですが…