psxtoolsで、Nintendo Switchのセーブデータのバックアップや復元などを行うことができるユーティリティSX Save Manager v1.2をリリースしていました。
もともとはTeam Xecuterの開発したもの(旧バージョンはSX Save Manager v1.1)ですが、今回のSX Save Manager v1.2はそのSX Save Manager v1.1のアップデート版となっています。
ソースコードが公開されていたわけではないのでTeam Xecuter以外が開発したとは考えにくいですが、何故か「psxtoolsの独占リリース」とされています。
変更点は以下となっています。
- 永続的なログイントークンのサポート
- 全データのGoogle Driveへのバックアップに対応
- SDカードにSXOSフォルダが存在しなかった場合クラッシュを引き起こす不具合の修正
- 今後のアップデートに備えた準備
- ファイル名のバグ修正
トピックはGoogle Drive対応でしょうか。
変更内容を見る限り、Team Xecuterメンバーが逮捕されているにも関わらずSX Save Managerが普通に更新した印象を持ちます。
ここからは完全な憶測ですが、「psxtoolsの独占リリース」はTeam Xecuterの逮捕されていない残党がTeam Xecuter名でのリリースを回避するためにpsxtoolsでのリリースを使っている可能性があります。SXOSフォルダという名称が残っていることと、今後もアップデートをする意向を変更履歴で示していることもその憶測の正当性を裏付けているように感じます。ただし流出という可能性も排除はできません。
開発の実働部隊は逮捕されたTeam Xecuterのメンバーの中にいないようでしたので、もしかするとしばらくはTeam Xecuterがリリースしていたアプリケーション類は、今後も同様にTeam Xecuterの運営するサイト以外でのアップデートが継続するかもしれません。無論、その場合は名前は出てきませんがTeam Xecuterのメンバーによる開発となります。