Wccftechで、VRコンテンツのパブリッシャーが新型のPlayStation VRかPlayStation 5と同時期に発売されることに言及していたことを伝えていました。
PlayStation VRは市販のVRヘッドセットの中で最も成功した製品で、最新の発表値では500万台が販売されています。ライバルの中でも最も販売数か多いOculus Riftが同発表値では150万台であり、PlayStation VRがいかに市場に支持されているのかを数字が表していると言えます。
PlayStation 4というベースがあってこその500万台ということもできるため、ソニーが次期PlayStation 5を発売後もPlayStation VRの競争力を維持するためにはPlayStation VRもアップグレードする必要があります。
次世代のPlayStation VRにはアイトラッキングを使った可変解像度機能が盛り込まれる可能性やワイヤレスヘッドセットになる可能性など、特許取得の内容から既にいくつかの噂が出てきていますが、今回は特許ベースの推測ではなく著名なVRパブリッシャーのコメントによるものです。
月面着陸をVRで体験するPlayStation VRタイトル『Apollo 11』やタイタニック号を題材にしたVRタイトル『Titanic VR』を手がけたImmersive VR Educationか2019年末に財政情報を更新した中でPlayStation VRについて次のように言及していました。
2020年はソニーがPlayStation 5とPlayStation VRヘッドセットのニューバージョンをリリース予定で、PlayStation VRはハイエンドVRユーザーを大きく増やすことになるでしょう。グループは現在の一連のソフトウェアでこのデバイスをサポートしていきます。
グループと言っているのが具体的に何を指しているのか調べてもわかりませんでしたのでグループとそのまま訳しておきました。Immersive VR Educationはゲームを開発する企業というよりも、エデュケーションという名称からも分かるとおり教育機関向けVRの研究開発などがメインのようです。きっと社内に多く存在するグループでPlayStation VRをサポートしていくというニュアンスなのでしょう。
いずれにせよ、ソニーと綿密に情報共有をしているはずのパブリッシャーが公式にPlayStation VRのニューバージョンがPlayStation 5と併せてリリースされると言及していることから、新PlayStation VR(PlayStation VR 2?)はPlayStation 5と同時期となる今年の年末商戦期に発売される可能性がかなり高いと言えそうです。
現行のPlayStation VRはそのままPlayStation 5でも利用できるようですので、既存ユーザーはPS5を購入してもあわててPlayStation VR 2を購入する必要はありせんか、もしPlayStation VR 2がワイヤレスだったりしたら買い替え需要はかなり高いと思われます。もちろん、『ハイエンドVRユーザーを大きく増やす』としていることから、高画質画化なとを含めた高機能バージョンとして既存のPlayStation VRと併売されていくことになるでしょう。