Nintendo SwitchエミュレータEden DMCA削除通知に徹底抗戦

wccftechで、Nintendo SwitchエミュレータEdenはDMCAに基づく削除通知に対抗する意向を表明したことを伝えていました。

eden

先週末GitHubにあるNintendo Switchエミュレータに対してDMCAに基づく削除通知が行われたことから、土曜日中にすべてのリポジトリが消されると見ていました。

ところが日曜日にeden-emulatorチームがNintendo SwitchエミュレータEden v0.2.0-rc1をリリースしていました。Edenは今でもダウンロードが可能です。

DMCA削除通知はガセなのかと思いましたが、調べてみるとCitronの公式サイトは消滅し、MeloNXもメンテナンス中表示になっています。ガセではありませんでした。

Edenのプロジェクト管理人は、DMCA削除通知があった先週金曜にDiscordで以下のメッセージを投稿していました。

任天堂から、https://github.com/eden-emulator/Releasesリポジトリに対し、DMCA に基づく削除要請が発行されました。どのような措置が取られるか分かりませんが、リポジトリが削除されアクセスできなくなる可能性が高いでしょう。
しかしソースコードはGitHubには無いため影響ありません。削除通知の対象はGitHubのリリースページのみです。
ソースコードはhttps://git.eden-emu.dev/eden-emu/edenで入手が可能です。安定板リリースページもあります。開発はこれまで通り継続していきます。

Edenのプロジェクト管理人は「Edenのリポジトリは法律にも違反していないしGitHubのポリシーにも違反していない」としてDMCA削除通知に対して対抗していくと述べています。

Eden創始者のCamille LaVey氏にwccftechがDMCA削除通知によってGitHubリポジトリが削除されても活動を継続するのかを尋ねたところ、次のような回答がありました。

「我々のチームとしてはビデオゲームの保存活動を継続し、ゲームの所有者がオリジナルのハードウェア以上の利益を得られるようにしていきたい。これはコミュニティ主導のブロジェクトなので、全員に最良の結果を提供していくことを目指している。今後もEdenが継続できるようコミュニティの皆さんにもお力添えを頂きたい」

以前にも書いたとおり、削除通知に従わなかった場合の次のステージは任天堂との訴訟です。著作権侵害を助長したとして任天堂から訴えられたSwitchエミュレータyuzuは最終的に任天堂の主張を全面的に認め、開発を中止し賠償金として240万ドルを支払い和解に応じています。

yuzuベースのEdenにとって過去の前例の存在は相当不利に見えますが、その上でDMCA削除通知に対し徹底抗戦の構えを見せるということは勝算があるということなのでしょうか。

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