Nintendo Switch 2でハッカーが行き詰まっている?


Nintendo Switch 2を予約しよう

GoNintendoで、ハッカーがNintendo Switch 2をハックしようとするも、今のところすべて行き詰まっているとつたえていました。

Nintendo Switch 2_C

Nintendo Switch 1では発売後1年経たずにSoCに起動時に任意のコードを実行できてしまう脆弱性(Fusée Gelée)の存在をハッカーに発見されたことが大きな影響を及ぼしました。見つかったのがハードウェア自体を対策したSoCに変更した製品を作らない限り対策できない脆弱性だったからで、その後対策版SoCに変わったものの一度突破口を開けられたシステムは最後まで任天堂の足を引っ張り続けました。

それでも長く任天堂のコンソールとして販売され続け、ついに今週後継機のSwitch 2が発売されます。当然任天堂としてはSwitch1の二の舞にはならないようセキュリティには万全を期してきます。

既にNintendo Switch 2は販売店向けに出荷されていることから、何らかの方法で入手する輩が登場していますが、発売日初日に公開されるアップデートをしないと使えないようになっていたことからFlashcartすら起動確認ができない状態です。

Nintendo Switch 2はかなり早い段階から生産を開始していましたが、当然発売前にハッカーの手に渡ってしまうリスクと隣り合わせでした。任天堂はそのリスクに無策だったわけではありませんでした。

Nintendo Switch 1向けFlashcartを開発していたUnlockSwitchチームはSwitch 2発売日に何らかの「新型コンソールをサポートするツールに関するニュース」を出すようです。

またUnlockSwitchチームはSwitch 2のゲームカードダンプも検討と宣言していることから何らかの目処が立った上でSwitch 2向けFlashcartのPRしている可能性があると予想していました。

動くのはあくまでもSwitch 1ゲームバックアップだけだとしても、実際Switch 2コンソールをフライング入手できていても現時点で動作検証が実はできていない可能性があります。

こうした事実をGoNintendoではハッカーが行き詰まっていると表現していますが、そうではないという情報も流れてきています。

GBATempではロシア人がSwitch 2と『マリオカート・ワールド』を手に入れてゲームダンプに成功したと言う報告があがっています。
バックアップの起動に成功したという話ではなさそうですし、そもそもフェイクの可能性もありますが気になる情報ではあります。

フライング入手したSwitch 2コンソールは設定をナビゲートすることはでき、ファームウェア19.0.0となっていたそうです。Switch 1とファームウェアは共通なのかもしれません。そうなると既存の知見をSwitch 2でも活用できることになります。

人が作ったセキュリティは必ずどこかにほころびがあるのでNintendo Switch 2のセキュリティは万全では決してありません。ハック不可能ということは100%あり得ませんが、ハックできるのはいつなのかについては不透明です。当面はSwitch 2発売日に何らかの動きをすることになっているUnlockSwitchチーム(Mig FlashやOpenMigかもしれませんが)の動向に注目が集まりそうです。

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