Nintendo Switchエミュレータyuzuの後継としてGitLabにリポジトリを移して活動を始めたSwitchエミュレータsuyuにDMCAテイクダウンノーティス(削除通知)が発行されたようです。
著作権侵害を助長したとしてNintendo Switchエミュレータyuzuが任天堂から提訴されたのち、yuzu開発チームが任天堂と和解し240万ドル(3.6億円)を支払って開発と配布が中止されましたが、suyu-emuチームが”sue-you”(あなたを訴えます)と同じ発音になる後継エミュレータsuyuをGitLabで公開して任天堂に正面から立ち向かいました。
ところが、そのsuyuにDMCAテイクダウンが発行され、プロジェクトページは削除、関係者のアカウントがロックされました。
https://twitter.com/PC_Focus_/status/1770927935886610588
ところが、どうもそのDMCAテイクダウンはフェイクだったようで、ちょっと騒ぎになっています。
https://twitter.com/PC_Focus_/status/1770933123124998147
以前はhttps://gitlab.com/suyu-emu/suyuで直接アクセスできていましたが、今はログインを要求されます。ソースコードは見当たりません。ただしhttps://gitlab.com/suyu-emu/suyu-releasesでリリース版にはアクセスはできる状態であることは確認できました。
いずれにせよ、suyuは手を打たれたら一瞬で吹っ飛ぶ状態には変わりないことが明確になった事件です。
[追記]
https://git.suyu.dev/suyu/suyuでソースコードを入手可能です。
[追記2]
一発削除くらう可能性ありますが、リポジトリをGitHubにしてソースコードを公開しています。