wccftechで、PS5 Proの価格はドライブレスモデルで500ドルになると伝えていました。
先月、2024年9月発売と言われているPS5の高性能版PS5 Proのスペックが流出しました。
PS5 Proのスペックは以下だと言われています。
・ViolaはTSMCのN4P
・GFX1115
・Zen2アーキテクチャでPS5と互換性あり
・CPU周波数は最大4.4GHzの可変で、コア毎に64kBのL1キャッシュ、512kBのL2キャッシュ、8MBのL3キャッシュ(CCX:Core Complex毎に4MB)
・Violaのダイはスペック上は30WGPsだがPS5 Proでは28WGPs(56 CUs)
・Trinityは高速ストレージ、アクセラレーションレイトレーシングとアップスケーリングの、3つのテクノロジーの集大成
・アーキテクチャはRDNA3だがRDNA4のレイトレーシングに改良されている
・BVH(Bounding Volume Hierarchy)走査はシェーダーに依存せず専用ハードウェアで実行。データや分岐削減のためのスレッド並べ替えも行う
・3584シェーダー、224テスクチャマッピングユニット、96ROP(ピクセルデータをグラフィックスメモリに書き出す処理を行う)
・16GBの18gbps GDDR6 256bitメモリ バス幅576GB/s
・GPU周波数ターゲットは2.0GHz 14.33〜28.67テラフロップ
・AMDのOberonとOberon Plusより50〜60%ラスタサイズ向上でレイトレーシングパフォーマンスは2倍以上
・ PS5 Proの特徴の一つとしてXDNA2 NPUがソニーの機械学習アップスケーリング技術実装のため搭載。30FPS以上の安定したアップスケール4K出力が目標
・2024年9月発表
PS5 Proの開発機が各スタジオに配布されたことに伴う情報流出のようですが、今回の話もその開発者筋経由であろう情報がベースになっている、最近よく聞くMoore’s Law is DeadチームがYouTubeで語った内容です。
そのMoore’s Law is Deadチームによると
・PS5 Proの価格は、ディスクドライブなしで約500ドルになる可能性がある
・以前流出したPS5 Proのスペックのうちいくつかは裏が取れたがCPUクロックについては確認できない
・256ビットバスの16GBのGDDR6メモリ(18Gbps)を使用
・ GPUのはフルダイでは60CU(Compute Unit)だが56CUにする計画
・AMDでは2024年の年末商戦期にPS5 Proの発売と考えている
2020年に発売したPS5当時と比べても製造コストが高くなるよう要素は見当たらないため、価格が劇的に高くなることなないだろうとしています。
2020年の発売時は、PS5通常版が499.99ドル(日本円4万9980円(税抜))で、デジタル・エディションが399.99ドル(日本円3万9980円(税抜))でしたので、PS5 Proは高性能化されても発売当初のデジタル・エディション並ということらしいですが、当時は1ドル100円換算で良かった時代ですから(今は1ドル150円)PS5 Proはドライブレスモデルが500ドルなら日本円で7万円台は確実ですね。