PS5 Pro スペックがリーク? ハードウェア的にはかなりのものですが…

PushSquareで、発売が噂されているPS5の高性能版PS5 Proについて近く開発機がスタジオに配布されるのでPS5 Proのスペックがリークされる可能性があると伝えていました。

PS5-Pro-logo

海外の掲示板サイトReseteraでPS5 Proのスペックの書き込みがありました。

PS5 ProはコードネームTrinityで2024年11月発売かと言われていますが、それが正しいと仮定すると発売まで1年を切っています。そろそろリーク情報が出始めても不思議ではありません。

PS5 ProについてはこのコードネームがTrinityで来年11月発売という情報以外にも、今年の7月にハードウェアリーカーだというKepler_L2氏がPS5 ProのAMDのSoCのコードネームがViolaだという情報を出していたそうです。ただ、Kepler_L2氏はPS5ProのCPUのアップグレードは「思ったより小さい」と言及していました。

ここまではReseteraに書かれていた「既存の情報」で、以下が今回出された新情報です。ReseteraでRandomlyRandom67氏が書き込んだものです。

・ViolaはTSMCのN4P
・GFX1115
・Zen2アーキテクチャでPS5と互換性あり
・CPU周波数は最大4.4GHzの可変で、コア毎に64kBのL1キャッシュ、512kBのL2キャッシュ、8MBのL3キャッシュ(CCX:Core Complex毎に4MB)
・Violaのダイはスペック上は30WGPsだがPS5 Proでは28WGPs(56 CUs)
・Trinityは高速ストレージ、アクセラレーションレイトレーシングとアップスケーリングの、3つのテクノロジーの集大成
・アーキテクチャはRDNA3だがRDNA4のレイトレーシングに改良されている
・BVH(Bounding Volume Hierarchy)走査はシェーダーに依存せず専用ハードウェアで実行。データや分岐削減のためのスレッド並べ替えも行う
・3584シェーダー、224テスクチャマッピングユニット、96ROP(ピクセルデータをグラフィックスメモリに書き出す処理を行う)
・16GBの18gbps GDDR6 256bitメモリ バス幅576GB/s
・GPU周波数ターゲットは2.0GHz 14.33〜28.67テラフロップ
・AMDのOberonとOberon Plusより50〜60%ラスタサイズ向上でレイトレーシングパフォーマンスは2倍以上
・ PS5 Proの特徴の一つとしてXDNA2 NPUがソニーの機械学習アップスケーリング技術実装のため搭載。30FPS以上の安定したアップスケール4K出力が目標
・2024年9月発表

「あの情報は正しいのか?」と聞かれたTom Henderson氏は「知らないので他人のリーク情報にはコメントしない」としながらも「サードパーティスタジオへ開発機が配布されるので、今月中には(PS5 Proの)スペックがリークされるかもしれない」と指摘しています。

Tom Henderson氏はゲームニュースサイトInsider Gamingを運営する人物で、実際Slomモデルとして発売された脱着可能な外付けディスクドライブ対応のPS5新モデルを発売前に伝えたりなど、リーク情報には定評があります。

一方で、ゲーム情報を発信しているZuby_Tech氏がPS5 Proのスペックシートを画像化した情報を公開しました。
Zuby_Tech氏は、PS5リモートプレイ専用機PlayStation PortalがProject Qとコードネームで呼ばれていた頃にそのProject Q実機の動画を公開した人物です。

PS5 Proのスペックは
CPU: 4nm AMD ZEN 2
8 Core 16 Threads,
4.4GHz Variable

GPU: AMD Radeon Custom RDNA 3,
56 – 60 CU,
2GHz – 2.5GHz Variable,
14 – 29 TFlops,
2x Hardware Ray Tracing Acceleration

RAM: 16GB GDDR6 Unified,
576 GB/s Memory Bandwidth,
256 Bit Bus

Storage: 2TB PCIe Gen 4 SSD,
5.5GB/s

Ports: 802.11 a/b/g/n/ac/ax/6/6E, 7
1Gig Ethernet,
Bluetooth 5.3

Accelerator: Custom AI Accelerator Based XDNA2 NPU

上記のZuby_Tech氏の情報がReseteraに書き込まれたRandomlyRandom67氏の情報とほぼ一致していますが、Zuby_Tech氏の情報は微妙に数字が細かかったりストレージ容量とネットワーク関連の言及があるので、情報源は同じかもしれませんが別ルートで入手した情報と考えてよさそうです。

現行のPS5と比較するとこうなります。

PS5_vs_PS5-Pro

ざっとまとめると、プロセスが7nmから4nmに、3.5GHzから4.4GHzに、GPUも高性能化し10.3テラフロップから14〜29テラフロップ、ハードウェアレイトレーシングが倍速、メモリは帯域448GB/sから576GB/sへ、ストレージは単純に2TBへ増量、Wi-Fi 7とBluetooth 5.3に対応となります。

ただ、本人も「これが本当にPS5 Proなら怪物。今後パワフルだ何だの話題は減っていき、いずれなくなるだろう。PS5 Proは世界で最もパワフルなマシンにはなる」とコメントしています。

一部「目標値」が混ざっていますのでPS5 Proのスペックはまだ確定していないのでしょう。来年9月発表、11月発売であればPS5 Proは開発の最終段階にさしかかっている状態といえるかもしれません。

本当かどうかは定かではありませんが、Rockstar GamesがPS5 Proの開発機を手に入れたとの情報もあります。

RandomlyRandom67氏もZuby_Techもおそらく開発機を手に入れた開発スタジオから情報を入手した可能性が高そうですが、これはTom Henderson氏の言う「これからリークされる」話そのものなのかもしれません。

PS5 Proがハイスペックになるのはいいですが、通常モデルのPS5が66,980円なので、PS5 Proの価格は最低でも7万円台後半は間違いないでしょう。PS4 Proは結局専用タイトルが発売されることはなかったので、PS5 Proも「Proでなければプレイできない」タイトルは発売されない可能性が高いです。PS5でも十分な性能を持っているので、PS5 Proはハードが必要以上のスペックを備えた、ただ高額なだけのコンソールになるリスクを抱えるだけのような気もします。

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