Nintendo Switch システムバージョン 15.0.0

任天堂が、Nintendo Switchの本体のシステムを更新するNintendo Switchのシステムバージョン 15.0.0をリリースしていました。(Asimovさん情報ありがとね)

Switch-Update

前バージョンの14.1.2 rebootless3からおよそ1ヶ月半弱点でのアップデートになります。しばらくデータだけのアップデートが続いていたので、正式発表されたアップデートとしては14.1.2からおよそ4ヶ月弱ぶりとなります。

公式発表の変更点は以下です。

15.0.0(2022年10月11日配信開始)

「設定」の「Bluetoothオーディオ」の位置を変更しました。

HOMEメニューの「Nintendo Switch Online」内で、キャプチャーボタンによる画面写真の撮影が可能になりました。
※動画の撮影には対応していません。

いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上させました。

Bluetoothオーディオ関連とNintendo Switch Onlineでのスクリーンショットに対応というのが変更点になります。メジャーアップデートにしては薄い内容です。

今回はAtmosphereにも改修が必要です。SciresM氏は「なる早で対応する」としています。

できるだけ早くAtmosphereを15.0.0に対応するべく作業中です。

OatmealDome氏がファームウェアを解析して概要を伝えてくれています。


任天堂はOSの内部構造を大幅に見直したようです。
・イーサネットアダプターの処理を独自のOSモジュールに
・ProコントローラーのBluetoothファームウェア更新
・各種エラーメッセージの追加や変更


・リミッター有効時にヘッドフォンが最大音量を超えようとするとポップアップ表示
・中国でのNGワード追加
・タイムゾーンデータベース更新
・オーストラリアおよびニュージーランドでのプライバシー法に関する文言追加

また有志による調査が進んだ結果、既に15.0.0の詳細変更内容が解明されています。Switchbrew Wikiによると、
・全システムモジュール、全システムデータ、qlaunchなどのアプレット更新
・RomFsの全ファイル更新
・カーネルのコンパイラなどの更新
・HIDサービスの脆弱性修正
と、かなり多岐にわたります。ヒューズも17個目を焼いています。

ここまで大幅な更新ならバージョン14から15へのメジャーアップデートというのも納得です。ただ、SciresM氏の言い回しからAtmosphereに大きな影響はなさそうです。

[追記]
次のAtmosphereのバージョンは1.4.0になります。

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