GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用したりModチップを利用したりすることで起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 1.3.1をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 1.3.1 is released: https://t.co/DFov7W7Y4l
This adds support for 14.1.0, and also has a bunch of miscellaneous work I'd done to update atmosphere to reflect 14.0.0's logic changes the last two weeks.
Enjoy! :)
— Michael (@SciresM) April 5, 2022
今回は14.1.0のサポート追加で、かつ過去2週間の間に行った14.0.0のロジック変更を反映させたAtmosphereのその他更新内容も含まれています。
Nintendo Switchのシステムバージョン 14.1.0
対応バージョンです。14.1.0リリースからわずか1時間あまりで対応するAtmosphereが出てきたことになります。14.1.0はBCATサービスの更新だけで特に大きな変更がなかったためでしょう。
Atmosphere 1.3.1のハッシュは62eb4d698です。もしサイレントアップデートがあればハッシュ値を見比べて下さい。
仕事が早いのはSciresM氏だけではありません。
Atmosphere 1.3.1リリース直後にTeJayH氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 14.1.0-1.3.1をリリースしていました。無論14.1.0とAtmosphere 1.3.1対応です。
[追記]
TeJayH氏の署名パッチから数時間遅れにはなりますが、GitHubでborntohonk氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチSigPatches 14.1.0-1.3.1-62eb4d69をリリースしていました。