DRMフリー化 でもソースコードは非公開 SX Save Manager 1.3 by CompSciOrBust

GBATempで、CompSciOrBust氏がNintendo Switchのセーブデータのバックアップや復元などを行うことができるユーティリティSX Save Manager 1.3をリリースしていました。

SX Save Manager_v12

Team Xecuterメンバーが逮捕されて以降SX Save Managerは公式にはアップデートされなくなりましたが、非公式という形で(おそらく逮捕されていないTeam Xecuterメンバーによるものと思われます)一度SX Save Manager v1.2がリリースされています。

SX Save Manager 1.3はそれに続くアップデートになります。大きく変わったのは、Team Xecuterが囲い込むために付けていたDRM(コンテンツの利用や複製を制限する仕組み)をなくし、DRMフリーとしたことです。

SX Save Manager v1.3の変更点は以下です。

・圧縮レベルを設定できる機能を追加
・起動時の自動時刻補正
・設定メニューのレイアウト変更
・DRM削除

GitHubリポジトリも作成され、SX Save ManagerのSXSM.nro以外にソースコードのzipファイルもダウンロードできますが、ソースコードの中身はREADME.mdのテキストファイルのみです。

CompSciOrBust氏はGBATempに書かれた文章からTeam Xcaliburのメンバーのようです。CompSciOrBust氏はSX Save Managerのソースコードを所有しているからこそアップデートが可能になったと考えるのが筋というもので、そうなるとTeam Xcaliburにはソースコードを持っているTeam Xecuterの残党がいるということになります。当然SX OSのソースコードもあるでしょう。

SX OSのアップデートがちょっとだけ現実味を帯びてきました。DRMをなくしたことは評価できますが、ビットコインでの寄付を募っています。

Team Xecuterのビジネスモデルの新展開として、Team Xcaliburへの看板掛け替えおよび善良なクローズドコミュニティとして振る舞うことでソースコード未公開の形で、寄付で稼ぐ方式に転換しただけにも見えます。

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