Wii UにJoy-ConやDualsenceを繫ぐ Bloopair by GaryOderNichts

GitHubで、GaryOderNichts氏がNintendo Wii Uに他のゲーム機用のBluetoothコントローラーをWii U Proコントローラーと同じようにペアリングして接続することができるユーティリティBloopair v0.1.0をリリースしていました。

Bloopair

BloopairはHomebrew Launcherから起動するだけでIOS-PADモジュールに一時的にパッチを行い、Wii U Proコントローラー以外のBluetoothコントローラーをWii Uで受け入れることができるようにするアプリケーションです。

接続できるコントローラーは最大4台までです。振動やバッテリーインジケーターも全てのコントローラーで、ではないですが動作はします。

現時点でサポートしているBluetoothコントローラーは以下となっています。

  • Nintendo Switch Proコントローラー
  • Joy-Con
  • Xbox One Series X|Sコントローラー
  • Dualsense

インストール方法
1. GitHubから最新版のzipファイルをダウンロードして解凍する
2. 出てきたwiiuフォルダをSDカードのルートにそのままコピーする

使い方
1. Homebrew LauncherからBloopairを起動する。一度起動するとWii Uのホームメニュー画面が開く

2. ホームメニュー画面でWii U本体と接続するコントローラーのシンクロボタン(Wii U本体側はSYNCボタン、コントローラー側は接続するコントローラーの同等機能のボタン)を押してベアリングを行う

過去にペアリングしているコントローラーであればコントローラーの電源投入だけで再接続されますが、Bloopairはあくまでも一時的にモジュールにパッチをしているだけ(メモリー上に展開されているモジュールを書き換えているだけ)のため、パッチが解除されてしまうような動作(メモリーがクリアされるようなWii U本体の再起動など)を行った場合はBloopairを再度起動する必要があります。

Bloopairにより、実際の動作としてはコントローラーから受信するHIDプロファイルのデータをWii U Proコントローラーのフォーマットに変換しているそうです。

今後は振動に対応できていないJoy-Conやバッテリーレベルが正しく表示されないSwitch ProコントローラーやJoy-Conへの対応、サポートコントローラーの追加が計画されています。

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