【ブログ13周年記念投稿】ゲームもいいけど走れ!モーションセンサーRunmetrixで楽しいコロナ禍生活

毎年8月18日になると「ブログ開設○周年」という記事を書いてきました。今年はなんと13周年を迎えました。ついに14年目に突入します。ブログを始めたときに小学校高学年だった子供たちは計算上立派な社会人になってます。

ここまで来ると「13周年だから何?数字中途半端だし」なので、今回は全く終息する気配すら見せないどころか、ここにきてワクチン接種のスピードを遙かに凌駕し爆発的に拡大の兆しを見せている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で日常生活が大(読み方はtai)HENkakuしているコロナ禍でのおすすめの過ごし方をご紹介します。ゲームもいいのですが、ここはひとつゲームから離れてみます。

Runmetrix_sensor

以前は「コロナ太り」などということが言われていました。基本的に「ステイホーム」のため自宅自主監禁生活で太った方、多いのではないでしょうか。ちなみに最近は「マスクして、3密避ける気持ちだけ心に留めて普通に生活」なんて方が多い気がします。

私はリモートワークなんてできないので最初からやむなく「マスクだけして警戒しながら普通に生活」していました。ただ、それまで数年間通っていたスポーツジムだけは、市内の他所のジムでの話でしたがクラスター感染が発生していたこともあって昨年2月末に退会しました。

代わりに始めたのが、ジョギングです。
さすがにマスクして走りたくないので(呼吸が命なのでマスクはやめた方がいいです)、走る時間帯は3密を避けるどころか誰もいない深夜、23時から24時前後です。

ジョギングのお供と、お供がいてもできないこと

今の時代、スマホ持ってスマートウォッチ装着すればアプリでジョグペースやラップタイム、心拍数が計れます。凄い時代になったものです。私はadidas Running(旧Runtastic)というアプリとApple Watch使ってます。

基本性格が凝り性なので、走っているともっと速く走りたい、心拍数上げないよう走りたい、フォームを改善したいといろいろ要求が湧いてきます。ジョグで大切なのは、いろいろやってみて気がついたのですが、基本は「フォームと呼吸」だけです。フォームさえ安定すればタイムは勝手に縮まり、呼吸がきちんとできれば心拍数も安定します。

ところがこのフォームというのがくせ者で、自分で客観視できないので判断して直すことが簡単ではありませんでした。YouYubeで動画見ながら(ありがたいことに最近そういうのを専門にやっているYouTuberさん多いです)研究と実践は継続してやってきましたが、どうしても自分のフォームを客観的に見られないためにどこがいけないのかが分かりません。

Runmetrix(ランメトリックス)

そんなときに発売されたのが、カシオがアシックスと共同開発したRunmetrix

「モーションセンサーによる高度なセンシング技術と専用アプリによるパーソナルコーチングでランナーひとりひとりに最適な情報を提供。スポーツ工学に関する知見、ノウハウ、ビッグデータを有するアシックスと共同開発。独自のアルゴリズムで、フォーム指標や改善アドバイスなど、ランニングに役立つ各種情報を提供」

おお、なんか凄い。
専門のコーチがいればアドバイス受けられると思いますが、あまり一般的ではないのと、あっても安くはないのでなかなかコーチをしてもらうのはハードルが高いです。それが小さなセンサー一つで解決するなら、とずっと気になってはいたのですが、2日前に思い切って買ってしまいました。

Runmetrixは専用のG-SHOCKとのセット販売がメインのようですが、Apple Watchアプリもあるし、そもそもスマホさえあれば(心拍数測定だけはApple Watch等のスマートウォッチ必須です)Runmetrixのセンサー単体だけでも問題なく使えます。フォームだけ計測したいならRunmetrixのセンサー単体をお勧めします。

Runmetrixで走ってみた(レビュー)

日本列島に前線が停滞して大雨の中、雨雲レーダーとにらめっこしながら雨の隙間を縫ってRunmetrixを装着して走ってみました。基本的に過去のデータの蓄積があるのでadidas Runningを今まで通り使いながらRunmetrixでフォームデータだけ収集して帰ってきてからデータを確認する方法を使いました。Runmetrixはランニングパンツの背骨に当たる部分にロック機能付きクリップで装着します。走っているときに落ちることはないでしょう。Runmetrixセンサーは常に身体に密着しているので万が一落としたら背中にあった違和感がなくなるので多分気がつきます。

フォームチェックランなのでペースは早くはないですが、adidas Runningのデータだとこんな走りです。雨の隙間は短いため30分程度しか走ってませんので距離は5kmです。途中速度が落ちている(赤線で谷になっている)のは、信号待ちです。

adidas Running

以降、Runmetrixから収集したデータです。走りがスコアとして表示されます。

身体の動きの評価点がビジュアル化されるので、自分の欠点が分かります。どうも動きに力強さが足らないようです。2日走ったので、前回データとの比較ができます。ただし1つ前のデータの比較しかできません。任意のデータとの比較ができるとうれしい。
Runmetrix-1

スコアは
59点以下: 特徴的な動きの弱点がスコアを下げている
60〜69点: 基礎的なフォームを身につけている、習慣的に走るランナーは60点台になる場合が多い
70〜79点: フルマラソンを何度か完走し、記録に挑戦できるランナーは70点台になる場合が多い
80点以上: アスリートレベル
となってます。

70点台ですけど、フルマラソンなんて出たことすらないです。20kmならジョグで走ってますが42.195kmは完走する自信ありません。

足らない力強さは骨盤の回転が弱いかららしいです。
Runmetrix-2

1回目の測定時にも骨盤の回転不足は指摘されたので意識はして2回目を走りましたが、ほとんど改善されていませんでした。
さすがにこういった情報は一人で黙々と走っていても気がつきません。これだけでもRunmetrixを買った価値があるというものです。スコアがどういう走りをしたときに改善されるのかを今後試しますが、いい指標ができました。

これが凄い Runmetrixの3Dフォーム表示

ここまではRunmetrixの機能の想像しうる範囲内なのですが、なんと、これが凄い。どうやって作っているのかさっぱり分からない、自分のフォームの3D表示です。

Runmetrix_Video

ブログに掲載するために画面撮影した動画をアニメーションGIFにしている関係でフレームレートと画質とサイズを落としています。自由に3Dでぐりぐりできます。走りの動画は併走して誰かが撮ってくれないと作れないものですが、それでも角度を変えての撮影は不可能です。これには驚きました。そもそもお尻の上の背中部分にRunmetrix装着しただけなのに、手の動きとかどうやって測定しているんだろう…

赤線が理想のフォームです。Runmetrix曰く前足の着地を意識しすぎているかららしいのですが、理想のフォームよりも着地点が前寄りになっていることが分かります。視覚で自分の良くない点が判断できるメリットは絶大です。

ちょうどオリンピックが終わったばかりですが、スポーツ競技は子供の頃からやっていないとなかなか大人になってから始めるのは難しいと思います。ところがマラソンのような純粋に「走る」だけの競技なら誰しも子供の頃から日常生活で行ってきたことと同じなので、他の競技と違って(タイムを気にしなければ)始めるまでのハードルは低いです。

巣ごもりで本当にこもっていることが良くないとは思いませんが、走ることは慣れてしまうと一人でもできることもあり結構ハマります。脚は細くなるし脂肪は落ちるし腹筋も割れるのでおすすめです。Runmetrixがあればフォームを矯正するきっかけも手に入るので、きっとタイムも上がると思います。ダマされたと思ってやってみてください。

マジ楽しいですよ。

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