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Nintendo Switchのシステムバージョン12.0.3

任天堂が、Nintendo Switchの本体のシステムを更新するNintendo Switch システムバージョン 12.0.3をリリースしていました。(オレクラスさん情報ありがとね)

前バージョンの12.0.2からほぼ1ヶ月でのアップデートになります。

公式発表された変更点は以下です。

12.0.3(2021年6月8日配信開始)

システムの安定性や利便性の向上

より快適にお楽しみいただけるよう、システムの安定性や利便性を向上させました。

内容は定型文のため、詳細不明です。

Atmosphere開発者のSciresM氏は、Atmosphereのアップデートが必要(そのままでは動かない)とぱっと見で判断したようですが、そうではなくそのままで動いたという報告が届いていることを明らかにしています。

Atmosphereは(多分マイナーレベルの)アップデートが必要なようです。今から12時間くらいはやりませんが、とんでもないことでも起こらない限り明日にはなんとかしたいと思っています。

アップデート必要と思ったのに、0.19.3で問題なく動いたという報告がありました。もし本当にそうであればグッドニュースです。

リリースされたばかりでこれ以上の情報がないため、何か分かれば追記します。とりあえず急いでアップデートする必要がないのであれば、情報が出揃うまでアップデートは控えましょう。

[追記]
12.0.3のwikiページによると、更新されたのは
SystemVersion/RebootlessSystemUpdateVersion
NgWord/NgWord2
ssl
BootImagePackages.
のシステムタイトルで、カーネルの変更はなく、更新されたのはFS(Filesystem services)のシステムモジュールのみ、sslも関数が一つ変更されただけと大きな内部的変化はありませんでした。

またGitHubで、CTCaer氏がNintendo Switch向け多機能ブートローダーとなるbootloader/package1のリプレイスペイロードhekate v5.5.7 & Nyx v1.0.4をリリースしていました。12.0.3サポートがメインですが、前バージョンのhekate v5.5.6 & Nyx v1.0.3でそもそも12.0.3のノーマル状態やsysNANDのAtomsphereには対応できており、hekate v5.5.7 & Nyx v1.0.4ではemuMMCなどへの対応を追加することで12.0.3へのフルサポートとなりました。

Nintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチですが、現時点でいつもメインで公表しているeXhumer氏やTeJayH氏の署名パッチはリリースされておらず、PoloNX氏のSigpatch-DownloaderでダウンロードできるTHZoria氏の署名パッチSigpatch 0.19.3 FW 12.0.3だけがリリースされています。

[追記2]
hiroroさんからコメントいただきましたが、昨日夕方から12.0.3の配信を中断しているようです。6月9日7:45現在も配信停止のままのようです。(hiroroさん情報ありがとね)

[追記3]
夜になっても配信停止したままですが、どうも簡単に再開されそうな状況ではないようです。

ネットワーク接続できなくなる、microSDXCカードが使用できなくなるといった報告があったことが配信停止の理由のようです。対応を検討と言っている時点で配信再開には時間がかかる可能性濃厚です。
場合によっては12.0.3は廃盤になる可能性があるかも知れません。

※別記事に情報をお寄せ頂いた、からさん、オレクラスさん情報ありがとね!

[追記4]
12.0.3のまま配信が再開されました。(オレクラスさん情報ありがとね)

なお、microSDXCカードが使用開始できない場合はインターネットに接続した状態でmicroSDXCカードを差し込み、表示される画面にしたがって本体更新してください。

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