GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.19.3をリリースしていました。(RBさん情報ありがとね)
昨日リリースされたNintendo Switchのシステムバージョン12.0.2に対応したアップデートです。もう少し時間がかかるかと思っていましたが、リリース早かったです。Atmosphereは新しいファームウェアがリリースされてから24時間以内に、がもう普通になっている感覚です。
Happy June 15th! Atmosphere 0.19.3 has released: https://t.co/r3SAZ0ikvR
Support was added for 12.0.2, and there were general system stability improvements to enhance the user's experience.
I hope you all enjoy! :)
— Michael (@SciresM) May 12, 2021
12.0.2のサポート追加です。より快適に楽しめるよう、システムの安定性や利便性が向上していたみたいです。
General system stability improvements to enhance the user’s experience.
という、任天堂の公式変更履歴をそのまま使って”there were”って…結構ブラックなジョークです。
12.0.2への対応がメインで、あとはdns.mitmがクラッシュすることがある不具合やerptがと中断してしまう不具合、ファイルベースのemummcが特定のゲームをダウンロードするときにエラーを吐く不具合が修正されています。
また、Atmosphère 0.19.2対応の、Nintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチとしてeXhumer氏がSigpatches for AMS 0.19.3 / FW 12.0.2を、TeJayH 氏がpatches(sigpatch) 12.0.2-0.19.3をリリースしています。