「システムの安定性や利便性の向上」的アップデート Atmosphère 0.19.2

GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.19.2をリリースしていました。

Atmosphere_banner

見えないところの変更がかなり沢山あります。コードの改良やバグ修正などなど。ユーザーにとってエキサイティングなものは全くありませんが、バグで困っているような方は是非アップデートを。

公開された変更内容を見ても、機能として特記すべき事項は見当たりません。概要をざっと記すと以下のようになります。

  • 公式12.0.0の動作を反映したAtmosphèreコンポーネントの更新
  • AtmosphèreのライブラリをGCC 11(最新のdevkitA64/devkitARMリリース)を使用して更新
  • 2.0.0-4.1.0のファームウェアバージョンで起動しようとした際にブラックスクリーンになる等のバグの修正

正に、任天堂の言う「システムの安定性や利便性の向上」と同等(笑)の内容です。

また、Atmosphère 0.19.2対応の、Nintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチとしてeXhumer氏がSigpatches for AMS 0.19.2 / FW 12.0.1を、TeJayH 氏がpatches(sigpatch) 12.0.0-0.19.2をリリースしています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

『「システムの安定性や利便性の向上」的アップデート Atmosphère 0.19.2』へのコメント

  1. 名前:yyoossk 投稿日:2021/05/01(土) 15:27:36 ID:0bfb41ccb 返信

    Atmosphere-with-Hekateをアップデートしましたー
    https://github.com/yyoossk/Atmosphere-with-Hekate/releases/tag/switch-12.0.x

    • 名前:yyoossk 投稿日:2021/05/01(土) 16:03:41 ID:0bfb41ccb

      チートをデフォルトでOFFにする設定を入れました!
      atmosphereを最新に!