GitHubで、SciresM氏がFusée Gelée(NVIDIA Tegraプロセッサの脆弱性を利用し起動時に任意のコードを実行するcoldboot exploit)を利用して起動することができるNintendo SwitchのカスタムファームウェアAtmosphère 0.16.2をリリースしていました。
Happy June 15th! Atmosphere 0.16.2 has released: https://t.co/1byBWNW7Cj
More bugfixes/refactoring, some configuration niceties, and atmosphere 0.16 is no longer in pre-release.
I hope you all enjoy! :)
— Michael (@SciresM) December 19, 2020
更なるバグ修正/リファクタリング実施と設定についての改良です。Atmosphere 0.16はもうプレリリースではなくなりました。
運用面に関わる最大の変更はリリースファイルにBCT.iniの同梱をやめ、コード内に仕込むようにしたことでAtmosphereアップデートによるユーザー設定を一切上書きしないようにしたことのようです。
プレリリース後も精力的に改良していたので、バージョンアップも近いうちにあるだろうとは思っておりました。11.0.1サポートのAtmosphereとしての安定版となります。
なお、早くもarch-box氏がNintendo Switchのカスタムファームウェアで非署名NSPや変換XCIをインストール・起動するために必要な署名パッチpatches(sigpatch) 11.0.1-0.16.2をリリースしています。