Switchハックの寄せ集めツール 実は歴史は古いNeXT by Vampitech

GitHubで、 Vampitech氏がNintendo Switchのカスタムファームウェア起動に必要なものをすべてSDカード内に用意することで機能的に内包するような形にしたオールインワンカスタムファームウェアパッケージツールNeXT 1.21をリリースしていました。
NeXT

NeXTはペイロードランチャーArgonNXをベースにしているようですが、基本はKosmosやらDeepseaやらと同様よそから持ってきたファイルを寄せ集めただけのものです。全くノーマークでしたがNeXTの歴史はDeapseaなんかよりも遙かに古く、Kosmosと時期が重なる頃もあった2019年9月(Atmosphereが0.9.4の頃)からリリースが始まっていました。英語ではなくスペイン語になっているのが残念です。

中身としてはPC向けのツール(ペイロードとかTegraRcmGUIとかSysDVRとか)とSDカードにコピーするものセットです。

NeXT 1.21はSwitchの11.0.1に対応したAtmosphère 0.16.1やHekate-CTCaer mod v5.5.1、Awoo installer、Nightfallなどが含まれています。NeXT自体のアップデートツールもあります。

ただの寄せ集めなので使い方を書くまでもありませんが、記事をここまで書いてしまったので一応書いておきます。

1) NeXTの最新版をGitHubからダウンロードし、解凍する。
2) 解凍したコンテンツの中にあるSDフォルダの中身(SDフォルダは含まない)をmicroSDカードのルートにコピーする。
3) Nintendo SwitchをRCMモードで起動する
4) PC(TegraRCMGUIを使う)やAndroid(Rekado)やSX ProドングルなどとSwitchを接続し、先ほどダウンロードしたPC / PAYLOADS / next.binのペイロードをインジェクトする
5) 起動させたいファームウェア(Atmosphere/SX OS/OFW)を選択する。SX OS起動にはライセンスが別途必要なのでご注意を。

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