ツイッターで、SKFU氏がPS5をハックするためのツールps5toolsのリポジトリを公開していました。
Very bare skeleton for now, feel free to contributehttps://t.co/4H9Wzxoo26
— SKFU (@SKFU__) November 6, 2020
まだ空っぽですが、ご協力大歓迎です。
SKFU氏は以前Vitaシーンや初期のPS4シーンなとで活躍した人物ですが、ここ何年かはしばらく名前を聞きませんでした。従って久々の登場になります。SKFU氏についてご存じない方はこのブログの過去記事をご一読ください。
今回SKFU氏が公開したのはps5tools、まだ発売されてもいないPS5向けのツールです。GitHubにリポジトリが用意されました。
が、そのリポジトリは本当に空っぽです。何もありません。そりゃそうです。まだPS5自体発売されてもいないので解析すら誰もしていないからです。
ps5toolsは単なるジョークという見方もできますが(SKFU氏は過去の実績があるのてフェイクとは表現しません)、私はSKFU氏のPS5シーンへの参戦意欲を示したものだと感じましたので今回記事として取り上げました。
現時点でPS5のブラウザはWebkitであることは分かっていますが、ブラウザアプリ自体は存在しないため、Nintendo Switchと同様に任意のURLへのアクセスはできないようになっています。Webkit exploitをエントリーポイントとして利用するためのハードルは高くなっていると言わざるを得ません。現時点でNintendo SwitchでエントリーポイントとしてWebkit exploitを利用はしていないので、PS5でも同じような流れになってしまう可能性は排除できません。
もしWebkitに関わらずエントリーポイントのハードルさえクリアすれば、アーキテクチャとしてPS5にはPS4と互換性がある動作モードであるレガシーモードもありますから、PS5ハックでにはある程度PS4でのノウハウが活用できるはずです。
PS5とXboxは次世代ゲーム機のライバル同士になりますが、ハックシーンに限定するとPS4のノウハウが活かせるのであれば人気が出るのは圧倒的にPS5であり、XboxはPS5の足元にも及ばないどころか当初は名前すら出てこない可能性が高いです。
まだ何も始まってすらいないので誰もが憶測で好き勝手言ってるだけではありますが、PS4シーンメンバーにとってPS5シーンは待ち遠しいものなのだと、SKFU氏のツイートで感じました。
現時点で分かっている、PS5シーンでの課題はひとつです。
PS5をいつ手に入れられるか…まずはそれに尽きますね。
前世代のXbox Oneでは、デベロッパー登録料が安価だったお陰で非公式アプリのサイドロード(RetroArch等)が個人でも容易だったので、ハックする必要性は見出されていませんでしたよね。
今回もそんな感じなのかなと思ってます。