VGCで、任天堂が単独で使う前提のスタンドアローン版Joy-Conの存在を示唆する意匠登録をしていたと伝えていました。
スタンドアローン版Joy-Conというのは、現行モデルのSwitchのようにディスプレイの両端に合体させる形状ではなく、普通のゲーム機コントローラーとして独立して使う(接続コネクターが付いていない)モデルです。この特許は2018年5月に意匠登録の出願をし、2020年4月に国際登録されたものです。
意匠登録したからといって製品として発売されるとは限りません。仮に発売されたとしても、Switch Liteでの利用は考えにくいですし、Joy-Conそのものは別売りもされていますので、スタンドアロン版Joy-Conは「ちょっと形が違うJoy-Conが欲しい」という人向けという非常にニッチな製品になります。
そんなものを任天堂が作るのでしょうか…
ここでふとある違和感を持ち続けていることに気がつきました。
昨年の3月にThe Wall Street Journalが早ければ2019年の夏にもNintendo Switchの新型モデルを2種類発売するとお伝えしたニュースです。そのニュースの中でプロトタイプの現物を見た人達が「形に驚くと思うよ」とコメントしたとお伝えしました。
その後発売されたSwitchはバッテリー持続時間が長くなった、デザインは初期型と変わらないSwitchと、携帯専用のSwitch Liteです。したがって「形に驚く」というのはSwitch Liteのことになりますが、そんなに驚くようなデザインではありません。きっとJoy-Conが分離しない一体型というデザインのことを言っているのだろうと勝手に納得はしていましたが、そこに違和感をずっと持ち続けていました。
その違和感は、スタンドアロン版Joy-Conのデザインを見たときに、ある仮定が事実だとすればすべて話のつじつまが合うことに気がつきました。それは…
現在開発中と言われている新型Switchは「据え置き専用モデル」。
携帯専用のSwitch Liteがあるのですから据え置き専用のモデルがあってもおかしくありません。
しかも
ディスプレイがない分コストが下がります。
4K対応も頷けます。
スタンドアロン版Joy-Conが付属です。
もしそんな据え置き専用モデルをもし私が今見ることができたとしたら、みなさんにこうお伝えします。
「形に驚くと思うよ」