Xbox Series Xの廉価版”Lockhart” 開発キットに専用プロファイル見つかる

TheVergeで、マイクロソフトの次世代期Xbox Series Xの開発キットの中に廉価版と言われているコードネーム”Lockhart”の存在を裏付ける証拠がまた見つかったことを伝えていました。

lockhart

公式発表こそないものの、マイクロソフトの次世代期Xbox Series Xには廉価版が存在するという噂はかねてから存在していました。最近ではWindowsのSystem32ライブラリファイルの中にLockhartのテキストが発見されています。

更なる廉価版の存在の証拠として、マイクロソフトがこの6月にリリースしたゲーム開発者向け開発キットMicrosoft Game Devekopment Kitに、サポートされたコンソールモードとして
「Scarlett(次期Xboxのコードネーム)のDev KitにはAnaconda(Xbox Series Xのコードネーム)のプロファイルとLockhart(廉価版といわれているモデルのコードネーム)のプロファイルの2つのモードがある」
と明記されていたことがTitleOS氏のツイートで明らかになりました。

そのリークと言われているツイートが下記です。TitleOS氏は先のWindowsのライブラリファイルの中にLockhartを意味する”Xbox-Lockhart”の文字を発見したことを公表した人物と同一です。

開発キットに廉価版用のプロファイルがあることをマイクロソフトが公式に明言していることになりますので、そのことからも廉価版Lockhartが間違いなく存在することは明らかです。

Lockhartは製品名がXbox Series Sになると言われていますが、プロファイルがXbox Series Xとは異なることからも、スペックが異なるらしいことが分かります。ゲーム開発者はLockhartプロファイルでLockhartでのゲームの動作確認を行うことになります。

LockhartはRAMが7.5GB(Xbox Series Xは13.5GB)、CPUはXbox Series Xよりもクロック周波数が低く、GPUパフォーマンスも4テラフロップス(Xbox Series Xは12テラフロップス)で映像出力は1080pまたは1440pがターゲットと言われています。

Lockhartはかなりスペックダウンしている印象があるので価格面ではXbox Series Xと大きく異なる(最低でも1万円以上は安価ではないか)はずです。そこそこの性能で安価だが次世代機向けタイトルがきちんと動作し、かつ後方互換もきちんと備えていると言うことであれば、スペックを求めがちなハイエンドゲーム機ファミリーの中にあっても以外と売れ筋になるのかも知れません。

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