Xbox Wireで、マイクロソフトが新型ゲーム機Xbox Series Xについて年末商戦期発売までに毎月情報を定期的に発表する計画Xbox 20/20を発表していました。
Xbox 20/20と呼ぶプランの第一弾が先日発表されたサードパーティゲームプレイ公式動画配信を5月7日に実施することで、その後も「Xboxの世界に起こるこれからを毎月紹介していきます」としています。
発表する内容にはXbox Series Xだけでなくゲーム開発部門のXbox Game Studios、Xbox 360や初代Xbox向けゲームを含む100 以上のタイトルを無制限でプレイできるサブスクリプションサービスXbox Game Pass、クラウドベースのゲームプラットフォームProject xCloudの計画も含まれます。
そして今回、ほんの16秒ですがNew Xbox Soundというスーパーと共にXbox Seires Xの起動画面(ロゴ)と起動音になるであろうと予想されるの動画が公開されました。
コロナウイルスの影響で開発現場や営業現場も混乱しているはずのマイクロソフトですが、その逆境の中であっても綿密に広報計画を練り直して告知する戦略は見事です。コロナ渦の混沌下であってもマイクロソフトはXbox Series Xの発売を遅らせるつもりは全くないことがユーザーに伝わります。
5月7日のXbox 20/20の1回目は
- Mixer.com/Xbox
- Twitch.tv/Xbox
- Facebook.com/Xbox
- Twitter.com/Xbox
- YouTube.com/Xbox for the 4K stream
の5種類のプラットフォームで配信されます。
英語だけでなくスペイン語やフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語の言語をサポートするとしていますので、Xbox 20/20は日本を除く主要市場すべてに向けてのマイクロソフトのメッセージとなります。
残念なのは、この「日本を除く主要市場すべて」。
Xbox 20/20の戦略は非常に良いと思いますが、マイクロソフトは最初から日本市場にXbox Series Xの魅力を訴える気がありません。