これがソニーの”白いヤツ”「振動」から「触覚」へ 名称も変更 PlayStation 5コントローラー DualSense公開

PlayStation Blogで、PlayStation5用 新ワイヤレスコントローラーDualSenseの写真を公開していました。(まるんちょさん、yo.さん情報ありがとね)

Dualsense1

歴代PlayStationの名称がPlayStation+ナンバリングと呼ばれてきたことから、PS5のコントローラーを今までDualShock 5と呼んできましたが、今回ソニーは初めてその名称付けルールから外れたコントローラーの名称を出してきました。それがPS5コントローラーDualSenseです。

Dualsense2

Dualsense3

PS4のDualShock 5は振動から始まった歴代のDualShockに機能を付加し、SHAREボタンやタッチパッド等を追加して進化し続けてきました。

DualShockとはコントローラーのグリップ部分に振動機能を搭載したことから名付けられたものです。初代PlayStationの時代はそれだけでも非常に没入感が得られる素晴らしい技術だったのは確かですが、ARやVRが普通になっている今の時代振動機能を売りにする名前は確かに時代遅れ感を感じます。

PS5では「没入感をさらに高める」方法としてプレーヤーに皮膚感覚フィードバック与えるためのハプティック技術やトリガーの抵抗力をプログラムすることが可能になるアダプティブトリガー、3Dオーディオ、ビルトインマイクロフォンなどが搭載されることが分かってます。そういった機能を加えて「触覚」を意味する”sense”を加えたDualsenseとしたのでしょう。

DualsenseではSHAREボタンの代わりにCreateボタンが用意され(詳細は後日発表だそうです)、カラーリングが2色となりデザインがDualShockとは大幅に異なる方向性となっているのが特徴です。○×△□というPlayStationのアイデンティティであるボタンはそのままですが、シルエットはマイクロソフトっぽくなった気がします。

歴代PlayStationはコントローラーと本体のデザインや色には統一性がありました。今回コントローラーのDualsenseが白基調の2色ベースとなったことで、外観未発表のPS5はメインカラーが白ベースとなる可能性が高くなったと言えます。ただし本体デザインについては「発売に向けて本体のデザインを含め、PS5に関するさらなる情報を今後もお届けしてまいります」というJim Ryan氏のコメントを掲載し、近日中に発表する気がないことを匂わせています。

ライバルのXbox Siries Xは黒ベースですので互いにライバル同士が反対色のイメージカラーを採用することとなりそうです。

[追記]
日本のPlayStation Blogには記載がなく米PlayStation Blogには記載がある事項がありました。バッテリーのことです。
「DualSenseの充電式バッテリーの強力なバッテリーライフを維持する方法についてや、新機能を追加しても可能な限り重量を減らす取り組みについても検討を重ねました。」
とのことですので、DualShock 4よりも多機能でありつつもバッテリーの持ちや重量はDualShock 4と大きく変わらないようにしている模様です。

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