オールインワンカーネルプラグイン管理 v-kaio by SKGleba

GitHubで、SKGleba氏がPS Vita向けのメジャーなカーネルプラグインの機能を1つのアプリケーションで有効/無効を管理することができるユーティリティv-kaio v1.0をリリースしていました。

PSP時代にはリカバリーモードでプラグインのON/OFFを必要なものだけリスト上で変更できる機能がありましたが、v-kaioはそれと同等のことができる専用アプリケーションのようです。

v-kaioは以下のカーネルプラグインの機能を持つkaioプラグインとして動作します。
・CPUクロック周波数を500MHzまでオーバークロック動作させることができるLOLIcon
・ux0にrePatchフォルダを作成し、ux0:patchと同じ機能を持たせることができるrePatch
・ユーザーモードアプリケーションへのI/Oパーミッションを強化しアプリケーションやプラグインでのファイルの読み書きやフォルダ管理を行えるようにするioPlus
・要求ファームウェア3.69のタイトルを3.68/3.65/3.60のVitaで起動させるreF00D
・AVLS(音量の上限設定)を無効化することができるNoAVLS
・偽ライセンスを使ってDRM(デジタル著作権管理)を回避するNoNpDrm
・ゲームカードをmicroSDアダプターとして利用するGamecard-MicroSD

要するに、プラグイン自体を内包したカーネルプラグインマネージャーみたいなもののようです。
すでに上記のプラグインを使っているならあえて使う必要もありませんが、SKGleba氏のツイートによると、v-kaioはオールインワンプラグインで初めてプラグインを使うユーザーや面倒くさがりユーザー向けに開発したとのことです。自分で新たなプラグインを追加するには従来通りの手動コピーと手動設定になりますが、v-kaioが対応しているプラグインを全く入れていないユーザーにとってはインストール作業が簡略化できるありがたい存在だと思います。

v-kaio_1

使い方はGitHubからダウンロードしたvkaio.vpkをVitaにインストールしてVKAIOアプリを起動し、以下のボタン操作でv-kaioプラグインをインストール/アンインストール/設定します。

Xボタン: インストール
□ボタン: 各プラグイン有効/無効設定
△ボタン: アンインストール
○ボタン: 終了

設定画面の各プラグインの名称の横の数字は
0: 無効(Xボタン) 1: 有効(△ボタン)
です。

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