よりBANのリスクを減らすSX OS v1.6

Team Xecuterが、Fusée Geléeと同じNVIDIA Tegraの脆弱性を利用したNintendo Switchハック製品Xecuter SXで使用するOS(カスタムファームウェア)SX OS v1.6をリリースしていました。


SX OS v1.6

今回のアップデートのキーポイントは2つ。互換性向上と安全性の向上です。

・32GB XCIファイルのサポート(『ドラゴンクエストヒーローズI・II』)
今まで32GBを超えるXCIファイルは動作しなかったようです。

・ステルスモード実装
SwitchをネットワークにつないだときにBANされてしまうのを防ぐための機能です。SX OS v1.6以降では標準でステルスモードONになります。
メニューからOFFにすることもできますが、SwitchがすでにBANされているのではない限りTeam XecuterとしてはONのままでの使用を推奨しています。ステルスモードはシステムがインターネット接続に必要な情報以外の個人情報を任天堂のサーバーに送信しないようにしています。基本的なデータのやりとりはするのでローカルWi-Fiプレイは可能です。

ステルスモードはSX OSの機能のためSX OSが動作している状況でないと機能しません。ノーマル状態に戻して、ハック状態でインストールしたNSPタイトルが存在する状況でネットワークにつなぐとBANされてしまうリスクが高まりますので注意が必要です。

XCIタイトルはSX OSでステルスモードでプレイすれば、オリジナルファームウェアの状態で起動してオンラインにしてもBANされない模様です。これはSX OSがゲームカートリッジエミュレーションを採用しているからで、エミュレータだと変な痕跡を残さないようです。

Team Xecuterは現在SX OSとオリジナルシステムとを完全に分離する仕組みを開発中です。BANのリスクを減らすためですが、あくまでもこういうのはイタチごっこでしかないので過度な期待は禁物です。

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