ツイッターで、SciresM氏がNintendo Switchのシステムバージョン1.0.0で『ぷよぷよテトリスS』を使わずにブラウザにアクセスするhaxを可能にするFake News installerを公開したことを発表していました。
Nintendo Switchにはウェブブラウザが実装されてはいるもののユーザーが自由に使うことができません。ただし日本版の『ぷよぷよテトリスS』を使うことでユーザーがブラウザを起動できることがわかっています。
これが結構面倒な作業であることから、最初に設定してしまえば2回目以降は簡単にしたい、という要望が出るのは必然ではあります。
SciresM氏が発表したのはまさにそれを実現する方法で、仕組みとしては『ぷよぷよテトリスS』のセーブデータの中にある「ニュース」のデータを可変し、PegaSwitchを直接起動できるようにするというものです。「ニュース」はPegaSwitchを起動するためのものであるため「Fake News」と呼ばれ、そこからFake News installerと名付けられたようです。ブラウザ上で動作します。
一度1.0.0のSwitchにFake News installerをインストールして『ぷよぷよテトリスS』を使えば、次回からはhaxでブラウザを起動するためにぷよぷよを起動する必要はありません。
https://github.com/reswitched/pegaswitch/commit/e4910f8847edda80cf210378b077b197f8a9d7a6
でFake News installer for 1.0.0 のコードが公開されています。
Fake News自体の起動は1.0.0に限った話ではなく、より新しいバージョンでもセーブデータを改変すれば可能だそうですので、PegaSwitchが利用できる3.0.0までの移植は期待できるかもしれません。
知識があるわけではないので断定できないのですが、このコードはJavaScriptであってJava(アプレット)ではないような…
GitHubを見てもJavaのコードは見当たりませんし、スタンドアロンならともかくSwitchのブラウザ上でJavaアプレットが使えることがそもそも考えにくいのでは