10.6対応 *hax 2.6 by smea

GitHubで、smea氏がファームウェアが10.6までのニンテンドー3DSでHomebrew Launcherを起動させるためのトリガーとなるハック3DS *hax 2.6を公開していました。(かんさん情報ありがとね)

10.6.0-31JでMenuhaxとBrowserhaxが対策されたことが明らかになった際、smea氏はこう話していました。

「ペイロードを更新すればninjhax/oot3dhaxには問題ありません。」

そのペイロード更新です。
(『Cubic Ninja』を使うものがninjhax、『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』を使うものがoot3dhaxです。)

hax 2.6 (inluding 10.6 payloads) is up ! get it at https://t.co/oWkM5V1ECi

the new feature is you can now return to home menu from hbl

— smea (@smealum) February 24, 2016

hax 2.6(10.6のペイロード含む)を公開しました！http://smealum.github.io/3ds/から入手してね。Homebrew LauncherからHOMEメニューに戻ることができる新機能付き。

ninjhax/oot3dhax/etc are fine on 10.6, browserhax/menuhax still arent. also, you will need to update boot.3dsx to use return-to-home-menu

— smea (@smealum) February 24, 2016

ninjhax/oot3dhax等は10.6で動きます。BrowserHax/MenuHaxは現時点では動きません。”HOMEメニューに戻る機能”を使う場合はboot.3dsxを更新してください。

(also i think return-to-home should be fine on ninjhax/oot3dhax/etc and menuhax and n3ds browserhax but not o3ds browserhax.)

— smea (@smealum) February 24, 2016

(boot.3dsxを入れ替えることで可能になる”HOMEメニューに戻る機能”はninjhax/oot3dhax等やMenuHaxとnew3DSでのBrowserHaxではきちんと動作しますが、旧3DSでのBrowserHaxでは動きません。)

there are also some behind-the-scenes fixes by fincs in hax 2.6, so you should update your payload even if you dont need return-to-home !

— smea (@smealum) February 24, 2016

fincs氏が密かに不具合を修正していたりするので、”HOMEメニューに戻る機能”が不要でもペイロードを更新しておくことをお勧めします！

also the return-to-home feature is still kind of experimental and unstable at this point.

— smea (@smealum) February 24, 2016

“HOMEメニューに戻る機能”は試験的に実装しているもので、現時点では安定しているものではありません。

ninjhaxのQRコード表示のところで10.6.0までは選べますが、31が出てこないですね。2.5 betaのままですし。

smea氏は「ninjhax/oot3dhax等」と言及しており、”等”ってなに？と思いますが、GBAtempによると今回の10.6にはSmashhaxの対策が含まれておらず動作するようですので大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』を使うSmashhaxのことを言っているのだと思います。しかしSmashhaxは無線LANのローカルマルチプレーヤーのスキャンで発動するという面倒な仕様のため使用は推奨しない表記になってます)。Ironhaxもありますが、ソフト自体が旧バージョンのものでないとexploitが動かないため多分”等”には含んでいないでしょう。

smea氏の表現だと、BrowserHax/MenuHaxは金輪際使えないので諦めましょうというニュアンスではないように感じます。ゲームを購入する必要がないhaxは今後もターゲットとなるはずですのでどこかで(形は変わるかもしれませんが)復活するかもしれません。